【土井善晴さんのレシピ】小豆がゆの作り方

小豆がゆ 土井善晴さんのレシピ

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日本の家庭料理の第一人者である土井善晴さんのレシピをご紹介します。小正月にいただく行事食としても親しまれている「小豆がゆ」の本格的で丁寧な作り方です。ふっくらと炊き上げた小豆の風味と、さらりとした喉越しの良いおかゆは、胃腸を労わりたい時や寒い季節の朝食にぴったりの一品です。

小豆の下ゆでからゆで汁の活用まで、土井善晴さん直伝の手順に従えば、ご家庭でも料亭のように上品な仕上がりの小豆がゆを楽しむことができます。おかゆと一緒に香ばしく焼き上げた切り餅を添えることで、満足感のある一食になります。

味付けは塩や砂糖をお好みで添えるスタイルなので、食べる人それぞれの好みに合わせられるのも嬉しいポイントです。手間を惜しまずに小豆をゆで、そのゆで汁を使ってお米を炊くことで、小豆の持つ自然な甘みと美しい色合いがお米一粒一粒にしっかりと行き渡ります。

心も体も温まる、土井善晴さんの小豆がゆをぜひご家庭でお試しください。

Servings

4

servings
Prep time

5

minutes
Cooking time

45

minutes
Calories

308

kcal
Total time

50

minutes

日本の家庭料理の第一人者である土井善晴さんのレシピをご紹介します。小正月にいただく行事食としても親しまれている「小豆がゆ」の本格的で丁寧な作り方です。ふっくらと炊き上げた小豆の風味と、さらりとした喉越しの良いおかゆは、胃腸を労わりたい時や寒い季節の朝食にぴったりの一品です。

材料

  • 小豆 カップ1(全体備考参照。)

  • 米 カップ1/2

  • 切り餅 4コ

  • 砂糖

作り方

  • 小豆は洗って水けをきり、鍋に入れてかぶるくらいの水(約カップ5)を加えて強火にかける。ひと煮立ちさせたらざるに上げ、ゆで汁は捨てる。
  • 1 を鍋に戻し、 1 と同量の水を加えて中火にかける。ひと煮立ちさせたら火を弱めて20分間ほどゆで、少し堅めにゆで上げる。
  • ポイント
  • 「食べられるけれど少し堅い」が目安。ここでは、前年にとれたひね豆を使ったが、新豆は、ゆで時間が短くなる。
  • 2 をざるに上げ、小豆とゆで汁に分ける(ゆで汁はとりおく)。米は洗って水けをきる。
  • ポイント
  • 小豆には、乾かないように固く絞ったぬれ布巾をかけておく。
  • ゆで汁に水を足し、カップ4にして鍋に入れ、米を加えて中火にかける。
  • 沸騰したら小豆を加えてひと混ぜし、ふたをずらしてのせ、弱火で20分間ほど炊く。
  • おかゆを炊いている間に餅を焼く。
  • おかゆを好みの加減に炊き上げて火を止める。器によそって焼き餅をのせる。塩や砂糖を添え、好みの量をかけて食べる。
  • ポイント
  • 水分がヒタヒタになったら火を止めてさらりと仕上げ、煮えばなをいただくのがおいしい。

メモ

  • 土井善晴さんのレシピ (小豆がゆ)
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小豆がゆを美味しく作る3つの極意

渋切りと小豆のゆで加減

このレシピのポイントは、小豆を一度強火にかけてひと煮立ちさせた後にゆで汁を捨てる「渋切り」をしっかりと行うことです。これにより小豆のえぐみや渋みが取れ、すっきりと上品な味わいに仕上がります。渋切り後、中火から弱火にして約20分間ゆでる際は、「食べられるけれど少し堅い」状態を目安にゆで上げます。

ここで完全に柔らかくしてしまうと、後でお米と一緒に炊く際に小豆が崩れて煮くずれを起こしてしまいます。ひね豆(前年の豆)を使う場合はこの時間が目安となりますが、新豆の場合はゆで時間が短くなるため、こまめに硬さを確認して美しい粒感を保つことが重要です。

ゆで汁の活用とお米の炊き方

小豆をゆでた後の赤く色づいたゆで汁は決して捨てずに、お米を炊くための水分として活用します。ゆで汁に水を足してカップ4の分量に調整し、洗って水けを切ったお米(カップ1/2)を加えて中火にかけます。ゆで汁を使うことで、小豆の栄養素や旨味、そして美しい小豆色をお粥全体に行き渡らせることができます。

お米に小豆の色がしっかりと染み込み、見た目にも華やかで食欲をそそる仕上がりになります。沸騰した段階で先ほどゆでた小豆を加えることで、お米と小豆の仕上がり時間がぴったりと合い、最高の食感を生み出します。なお、待機中の小豆には乾かないよう固く絞ったぬれ布巾をかけておくことも大切です。

煮えばなを楽しむさらりとした仕上げ

おかゆの仕上げにおいて最も大切なのは、水分がヒタヒタになった状態を見極めて火を止め、さらりとした口当たりに仕上げることです。土鍋や鍋の中で米が水分を完全に吸ってしまう前の、「煮えばな(炊き上がり直後の水分を適度に含んだ状態)」をいただくのが一番おいしい食べ方です。

ドロドロになるまで煮込まず、ふたをずらして弱火で約20分間という時間を守ることで、米の粒立ちと小豆の食感の両方を楽しむことができます。香ばしく焼いたお餅をのせ、お好みで塩や砂糖を添えて味を調整しながら、出来立ての最高の一瞬を味わってください。

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最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物

土井善晴さんの小豆がゆは、素朴で優しい味わいが特徴ですので、合わせるおかずも素材の味を活かしたシンプルな和の惣菜がよく合います。例えば、塩分を控えめにした自家製の梅干しや、大根やきゅうりの浅漬け、昆布の佃煮などの漬物類を添えると、小豆がゆの優しい甘みと塩気のバランスが絶妙になります。

また、出汁をしっかりと効かせたふんわりとしただし巻き卵や、ほうれん草のお浸しなどを副菜として用意すれば、栄養バランスも整った立派な朝食や昼食の献立になります。飲み物は、食事の風味を邪魔しない温かいほうじ茶や煎茶が最適です。

少し特別感を出したい場合は、食後に軽めの抹茶を点てて和の余韻を楽しむのもおすすめです。小豆の自然な風味を引き立てる、穏やかな味わいの組み合わせをお楽しみください。

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保存テクニックと温め直し方

小豆がゆは、出来立ての「煮えばな」をいただくのが一番美味しい状態ですので、基本的にはその日のうちに食べ切ることをおすすめします。どうしても余ってしまった場合は、清潔な保存容器に移し、粗熱が取れてから冷蔵庫で保存してください。

翌日までに食べ切るようにし、温め直す際は、小鍋に移して少量の水を足し、焦げないように弱火でゆっくりと加熱してください。お餅は食べる直前に新しく焼き直して乗せると美味しくいただけます。

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このレシピのまとめと栄養のポイント

土井善晴さんのレシピによる「小豆がゆ」は、小豆の豊かな風味とお米の甘み、そして香ばしく焼き上げたお餅の食感が一体となった、心温まる一杯です。

小豆の渋切りや、堅めにゆで上げてからお米と合わせる手順など、一つ一つの工程を丁寧に行うことで、誰でも失敗なく美しい小豆色に染まった絶品のおかゆを作ることができます。行事食としての小豆がゆはもちろんのこと、胃腸を休めたい時や、体の芯から温まりたい寒い季節の食卓にも大変おすすめです。

塩や砂糖を別添えにし、食べる人が自分好みの味付けで楽しめるのも、このレシピの魅力です。日本の伝統的な知恵と美味しさが詰まった土井善晴さん直伝の小豆がゆを、ぜひ皆様のご家庭の定番レシピに加えてみてください。

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