人気和食料理人である笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「トマトとえびの梅炒め」の作り方をご紹介します。毎日の食卓に新しい和食のレパートリーを増やしたい方にぴったりの、素材の味を最大限に引き出した一品です。
えびのプリッとした食感と旨味、そして加熱することで甘みが増すトマトに、梅干しの爽やかな酸味が絶妙に絡み合います。笠原将弘さんならではの、シンプルながらも家庭で本格的な味わいを再現できる素晴らしいレシピです。味付けの要となるのは、たたいた梅干しと基本の和風調味料を合わせた特製ダレです。
醤油、みりん、酒という定番の組み合わせに梅干しが加わることで、さっぱりとしつつも奥深いコクが生まれます。また、えびの下処理を丁寧に行うことで、臭みがなくなり、ワンランク上の仕上がりになります。
忙しい平日の夕食のメインディッシュとしてはもちろん、冷えたビールや日本酒などのお酒のおつまみとしても大活躍すること間違いありません。フライパン一つで短時間で作れるのも大きな魅力です。ぜひこの機会に、プロの料理人直伝の味をご家庭で楽しんでみてください。
【笠原将弘さんのレシピ】トマトとえびの梅炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes5
minutes176
kcal15
minutes人気和食料理人である笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「トマトとえびの梅炒め」の作り方をご紹介します。毎日の食卓に新しい和食のレパートリーを増やしたい方にぴったりの、素材の味を最大限に引き出した一品です。
材料
トマト 2コ(300g)
えび(無頭/殻付き) 6匹(80g)
たまねぎ 1/4コ(50g)
梅干し(塩分約8%) 2コ
酒 小さじ1
かたくり粉 小さじ1
サラダ油 大さじ1
【A】
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
作り方
- えびは殻をむいて背開きにし、背ワタを取り除く。酒・かたくり粉各小さじ1をもみ込み、サッと水で洗い流し、しっかり水けを拭く。トマトは6〜8等分のくし形に切り、たまねぎは薄切りにする。
- 梅干しは種を除いて包丁でたたき、【A】と混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、たまねぎを炒める。しんなりしたら 1 のえびを加え、火が通るまで炒める。トマトを加えて1分間ほど炒めたら 2 を加え、強火でサッと炒め合わせる。
- ポイント
- トマトは形がくずれないよう、縁が少しトロッとするくらいに火を通す。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (トマトとえびの梅炒め)
トマトとえびの梅炒めを美味しく作る3つの極意
えびの下処理で臭みを取り除く
このレシピの最初のポイントは、えびの下処理を丁寧に行うことです。えびは殻をむいて背開きにし、背ワタをしっかりと取り除きます。さらに、酒と片栗粉(各小さじ1)をもみ込んでからサッと水で洗い流し、しっかりと水気を拭き取ることが重要です。片栗粉がえびの表面の汚れや臭みを吸着し、酒が風味を良くしてくれます。
この一手間を惜しまずに行うことで、えび特有の生臭さが完全に消え、プリッとした心地よい食感と、えび本来の上質な旨味だけを存分に味わうことができるようになります。
トマトは形を残してトロッと火を通す
二つ目の重要なポイントは、トマトの加熱時間と火加減です。トマトは6〜8等分のくし形に切った後、フライパンに加えてから約1分間ほど炒めます。ここで炒めすぎないことが最大の鍵となります。
トマトの形が完全にくずれてソース状になってしまうのを防ぎ、縁の部分が少しトロッとするくらいに火を通すのが理想的な仕上がりです。この絶妙な加熱加減を保つことで、トマトのジューシーな果肉感と、加熱によって引き出された自然な甘み、そして適度な酸味のバランスを崩すことなく料理全体に活かすことができます。
梅干しダレは強火でサッと炒め合わせる
三つ目の極意は、最後に調味料を絡める際の火加減です。種を除いて包丁でたたいた梅干しと、酒、みりん、しょうゆ(各大さじ1)を混ぜ合わせた特製ダレを加えたら、必ず強火にしてサッと炒め合わせます。
強火で一気に加熱することで、余分な水分が飛び、梅干しの爽やかな香りと調味料の香ばしさが食材全体にパッと絡みつきます。時間をかけて煮込んでしまうと、えびが固くなり、トマトも崩れてしまうため、最後は手早く短時間で仕上げることが、この炒め物を美味しく完成させるための絶対条件となります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「トマトとえびの梅炒め」には、梅干しの酸味やトマトの旨味に寄り添うような、すっきりとした味わいのお酒がよく合います。特におすすめなのは、キリッと冷やした辛口の日本酒や、フルーティーな香りが特徴の白ワインです。
白ワインを選ぶ際は、ソーヴィニヨン・ブランのような柑橘系の爽やかな香りとキレのある酸味を持つ銘柄を選ぶと、トマトや梅の酸味と美しく調和し、えびの甘みを引き立ててくれます。また、日常の晩酌であれば、炭酸が効いた爽快なレモンサワーやハイボールも素晴らしい組み合わせです。
お酒の炭酸が口の中をリフレッシュさせ、炒め物のサラダ油のコクをすっきりと洗い流してくれるため、次の一口がさらに美味しく感じられます。
保存テクニックと温め直し方
この料理は、出来立ての温かいうちに食べるのが最も美味しいですが、余った場合は清潔な保存容器に入れ、粗熱をしっかりと取ってから冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちの目安は、作ってから翌日までとなります。
えびは時間が経つと固くなりやすく、トマトからは水分が出て味が薄まりやすいため、長期間の保存や冷凍保存には不向きです。温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、フライパンでサッと炒め直してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、笠原将弘さん直伝の「トマトとえびの梅炒め」の作り方をご紹介しました。えびの丁寧な下処理や、トマトの絶妙な火加減、そして最後に強火でサッと仕上げる手際の良さなど、シンプルながらもプロならではのコツが詰まった素晴らしいレシピです。
梅干しの爽やかな酸味と調味料のコクが、えびとトマトにしっかりと絡み合い、白いご飯が進む最高のおかずになります。フライパン一つで調理でき、下準備さえ終わればあっという間に完成するため、忙しい日の夕食にも最適です。
特別な材料を使わず、スーパーで手に入る身近な食材だけで本格的な和食の炒め物が作れるこのレシピを、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
