料理愛好家として知られる平野レミさんのレシピ「パン耳のバラケーキ」をご紹介します。サンドイッチなどを作った際、どうしても余ってしまいがちな食パンの耳ですが、その扱いにお困りの方も多いのではないでしょうか。
このレシピは、そんな食パンの耳を見事に主役級の華やかなデザートへと変身させる、平野レミさんならではの驚きとアイデアが詰まった一品です。食パンの耳を器に沿ってぐるぐると渦巻き状に敷き詰めることで、まるで大輪のバラの花のような美しい見た目に仕上がります。
そこに牛乳、溶き卵、メープルシロップを合わせた特製の卵液をたっぷりと染み込ませてフライパンで香ばしく焼き上げることで、外はカリッと、中はフレンチトーストのようにふんわりとした絶妙な食感を生み出します。
さらに、ラズベリーやブルーベリーといった甘酸っぱいフルーツと冷たいバニラアイスをトッピングすれば、おもてなしの席でも歓声が上がるような本格的なスイーツになります。身近な材料で手軽に作れる点も大きな魅力ですので、ぜひ休日のティータイムなどに作ってみてください。
【平野レミさんのレシピ】パン耳のバラケーキの作り方
Course: デザートCuisine: 洋食2
servings20
minutes10
minutes440
kcal30
minutes料理愛好家として知られる平野レミさんのレシピ「パン耳のバラケーキ」をご紹介します。サンドイッチなどを作った際、どうしても余ってしまいがちな食パンの耳ですが、その扱いにお困りの方も多いのではないでしょうか。
材料
食パンの耳(6枚切り) 4枚分
バター(常温に戻す) 30g
【A】
牛乳 100ml
溶き卵 1コ分
メープルシロップ 大さじ1
【トッピング】
ラズベリー 適量
ミント 適量
ブルーベリー 適量
バニラアイス 適量
作り方
- ボウルに【A】を合わせておく。
- 直径15cmの立ち上がりのある器の外側から、食パンの耳をはりつけて渦巻き状に巻き、 1 を流し入れ15分間おく。
- フライパンにバター15gを塗り、 2 にかぶせて返しふたをして弱火で焼く。焼き色がついたら返し、鍋肌からバター15gを入れ両面焼く。
- 器に盛り、【トッピング】を飾る。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (パン耳のバラケーキ)
パン耳のバラケーキを美味しく作る3つの極意
卵液を15分間しっかりと染み込ませる
このレシピの最大のポイントは、食パンの耳に【A】(牛乳、溶き卵、メープルシロップ)の卵液をしっかりと吸わせる工程です。直径15cmの器の形に沿って食パンの耳を渦巻き状に並べた後、卵液を流し入れてから「15分間おく」という手順を必ず守ってください。
パンの耳は中心部分の白い生地に比べて水分が少なくパサつきやすいため、すぐに焼いてしまうと中心まで味が染み込まず、パサパサとした食感が残ってしまいます。
15分という時間をしっかりと確保することで、耳の芯まで卵液が浸透し、焼き上げた際に外側はカリッと香ばしく、内側はまるで高級なフレンチトーストやパンプディングのように、しっとりふんわりとしたリッチな食感に仕上がります。
ふたをして弱火でじっくりと焼き上げる
フライパンでの加熱は「弱火」で行うことが美しく仕上げるための極意です。フライパンにバター15gを塗ってから器ごとひっくり返して入れ、ふたをして焼きますが、卵液をたっぷり含んだパン生地とメープルシロップの糖分により、非常に焦げやすい状態になっています。
強火や中火で急激に加熱すると、表面だけが真っ黒に焦げてしまい、中心部の卵液には火が通っていないという失敗の原因となります。ふたをして弱火でじっくりと蒸し焼きにすることで、中までじんわりと熱が入り、ふっくらとした仕上がりになります。
こまめに焼き色を確認し、美味しそうなきつね色になったタイミングで裏返すようにしてください。
バターを15gずつ2回に分けて加える
バターの使い方にも美味しいケーキに仕上げるための重要なコツが隠されています。レシピ通り、合計30gのバターを一度に全て入れるのではなく、「最初にフライパンに塗る15g」と「焼き色がついた後に裏返し、鍋肌から入れる15g」の2回に分けて加える手順を守ってください。
最初に敷くバターは片面をこんがりと色付け、香ばしい風味をつけるためのものです。そして裏返した後に鍋肌から追加するバターは、もう片面にもしっかりとバターの風味を行き渡らせるとともに、パンの耳の表面を揚げ焼きのようにカリッと仕上げる効果があります。
バターの豊かな香りとサクサクとした食感が加わることで、リッチで満足感のあるデザートが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「パン耳のバラケーキ」は、バターの濃厚な風味とメープルシロップの優しい甘み、そしてトッピングのベリー系の酸味が絶妙なハーモニーを奏でるデザートです。この一皿には、少し酸味のある爽やかな飲み物や、スッキリとした味わいの紅茶がよく合います。
特におすすめなのは、アールグレイやダージリンといった香り高いストレートティーです。紅茶の華やかな香りがバターの風味を引き立て、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
また、少し大人なペアリングを楽しむのであれば、軽めのスパークリングワインや、モスカート・ダスティなどの甘口微発泡ワインも素晴らしい相性を見せます。パン耳のカリッとした食感とシュワッとした泡の刺激が心地よく、休日のお昼下がりの優雅なティータイムをさらに特別なものにしてくれるでしょう。
コーヒーを合わせる場合は、浅煎りのフルーティーなコーヒーを選ぶと、ベリーの酸味とよく調和します。
保存テクニックと温め直し方
「パン耳のバラケーキ」は、焼き立てのカリッとした表面と内側のふんわりとした食感のコントラスト、そして冷たいアイスクリームとの温冷の組み合わせを楽しむデザートですので、出来立てをその日のうちに食べ切るのが最もおすすめです。
どうしても残ってしまった場合は、アイスクリームやフルーツなどのトッピングを取り除いた状態で、ケーキ本体のみをラップでしっかりと密閉し、冷蔵庫で保存してください。保存期間は翌日までが目安です。
お召し上がりの際は、電子レンジで軽く温めた後、トースターで表面を数分焼き直すことで、ある程度サクッとした食感を復活させることができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんのレシピ「パン耳のバラケーキ」は、本来なら捨てられてしまうことも多い「食パンの耳」を、見事なアイデアで華やかな主役級スイーツへと昇華させた素晴らしい一品です。食パンの耳を渦巻き状に敷き詰めることで生まれる、大輪のバラのような美しいビジュアルは、食卓をパッと明るく彩ってくれます。
牛乳、溶き卵、メープルシロップを合わせた特製の卵液を15分間しっかりと染み込ませることで、耳特有のパサつきを解消し、中はしっとり、外はバターでカリッと香ばしく焼き上がります。
ラズベリー、ブルーベリー、ミント、そして冷たいバニラアイスクリームをトッピングすれば、おもてなしにもぴったりの本格的なデザートになります。フライパン一つで手軽に作れる上、フードロス削減にも繋がる、見た目も味も大満足のレシピです。ぜひご家庭で挑戦して、その驚きの美味しさを体感してみてください。
