今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理研究家、きじまりゅうたさんのオリジナルレシピ「鶏むね肉の青じそバターソテー」をご紹介します。鶏むね肉といえば、ヘルシーで家計に優しい優秀な食材ですが、火を通すとパサつきやすいというお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
きじまりゅうたさんのこのレシピでは、そんな鶏むね肉を驚くほどしっとりと、そして風味豊かに仕上げるテクニックが詰まっています。味の決め手となるのは、爽やかな香りが特徴の「青じそ」と、コク深くまろやかな「バター」の組み合わせ。
さらに白ワインを加えることで、まるでレストランのような本格的なソースが完成します。下ごしらえの段階で鶏むね肉に小麦粉をまぶしておくことで、お肉の水分を逃がさずジューシーに焼き上げるとともに、ソースに自然なとろみがついて味がしっかりと絡むのが特徴です。
たっぷりのシャキシャキレタスと一緒に盛り付ければ、ボリューム満点で見た目も華やかなメインディッシュになります。毎日の食卓はもちろん、ちょっとしたおもてなしやワインのお供にもぴったりな一品ですので、ぜひご家庭で作ってみてください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】鶏むね肉の青じそバターソテーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings10
minutes5
minutes370
kcal15
minutes今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理研究家、きじまりゅうたさんのオリジナルレシピ「鶏むね肉の青じそバターソテー」をご紹介します。鶏むね肉といえば、ヘルシーで家計に優しい優秀な食材ですが、火を通すとパサつきやすいというお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
材料
鶏むね肉 1枚(350g)
青じそ 8枚
レタス 1/2コ(200g)
白ワイン カップ1/2
細ねぎ(小口切り) 3本分
オリーブ油 大さじ1/2
バター 大さじ1+2/3(20g)
塩 小さじ1/4
黒こしょう(粗びき) 少々
【A】
小麦粉 大さじ2
塩 少々
黒こしょう(粗びき) 少々
作り方
- 青じそは5枚をみじん切りにする(3枚は仕上げ用にとっておく)。レタスは5mm幅に切って冷水にサッとさらし、水けをよくきる。
- 鶏肉は皮を除いて6等分のそぎ切りにし、厚みのある部分は開く。ポリ袋に【A】を混ぜ、鶏肉を加えてまぶす。
- ポイント
- 鶏肉に小麦粉をまぶすとソースにとろみがつき、味もよくなじむ。
- フライパンにオリーブ油大さじ1/2と鶏肉を順に入れ、中火にかける。焼き色がついたら裏返して1分間焼き、白ワインカップ1/2を加えて1~2分間煮る。バター大さじ1+2/3、塩小さじ1/4、 1 のみじん切りの青じそを加えてサッと煮からめる。
- ポイント
- 青じそは火を通しすぎると色が悪くなるので、サッと火を入れる程度で。
- 器にレタスを敷き、 3 の鶏肉をソースごと盛る。細ねぎと残りの青じそをちぎって散らし、黒こしょう少々をふる。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (鶏むね肉の青じそバターソテー)
鶏むね肉の青じそバターソテーを美味しく作る3つの極意
鶏肉に小麦粉をまぶして旨味を閉じ込め、ソースにとろみをつける
このレシピの最大のポイントは、焼く前に鶏むね肉に小麦粉をしっかりとまぶす工程です。ポリ袋を使って小麦粉、塩、黒こしょうを鶏肉にまぶすことで、加熱時に肉汁が外に逃げるのを防ぎ、パサつきがちな鶏むね肉をしっとりジューシーな食感に仕上げることができます。
さらに、表面にまとわせた小麦粉がフライパンの中で白ワインやバターと合わさることで、ソースに自然なとろみが生まれます。このとろみのおかげで、青じそバターソースが鶏肉にしっかりと絡みつき、一口食べるごとに濃厚な旨味を堪能できるようになります。手間を省かずに必ず行っていただきたい重要なステップです。
青じその風味を活かすため、ソースに加えたらサッと火を通すのみにする
香り豊かな青じそは、この料理の風味を決定づける大切な食材です。手順の中で、みじん切りにした青じそをフライパンに加えるタイミングがありますが、ここでは「サッと煮からめる程度」に留めることが重要です。
青じそは熱に非常に弱く、長時間火を通しすぎると鮮やかな緑色が黒ずんでしまい、見た目が損なわれるだけでなく、特有の爽やかな香りも飛んでしまいます。バターと塩を加えたら、サッと全体を混ぜ合わせるように素早く仕上げることで、青じ所のフレッシュな香りと美しい色合いを最大限に活かすことができます。
仕上げに散らすちぎった青じそとのダブル使いで、風味を存分に楽しめます。
厚みのある部分は開き、そぎ切りにして火の通りを均一にする
鶏むね肉を調理する際の下ごしらえとして、皮を除いたあとに「厚みのある部分は開き、6等分のそぎ切りにする」という手順があります。鶏むね肉は部位によって厚みが大きく異なるため、そのまま切ってしまうと火の通りにムラができてしまいます。
厚い部分を開いて全体の厚みを均等に近づけ、さらに斜めに包丁を入れる「そぎ切り」にすることで、断面積が広くなります。これにより、短い加熱時間(焼き色がついて裏返してから1分、白ワインを加えて1~2分)でも中心までしっかりと火が通り、かつ加熱しすぎによるパサつきを防ぐことができます。
ソースの絡みも格段に良くなる、理にかなった切り方です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「鶏むね肉の青じそバターソテー」には、爽やかな酸味と程よい果実味を持つ白ワインが非常によく合います。レシピ内で白ワインを使用してソースを作っているため、同じ要素を持つワインを合わせることで、料理と飲み物の素晴らしいマリアージュが生まれます。
特におすすめなのは、ニュージーランド産やフランス・ロワール地方の「ソーヴィニヨン・ブラン」です。ソーヴィニヨン・ブランが持つハーブのような青々しいニュアンスや柑橘系の爽やかな香りは、青じその清涼感と見事にシンクロします。
また、キリッとした酸味がバターの濃厚なコクをすっきりと流してくれ、次の一口をより美味しく感じさせてくれます。よく冷やした白ワインと一緒に、極上のひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
出来立ての温かいうちに、シャキシャキのレタスと一緒に召し上がっていただくのが最も美味しい食べ方ですが、余ってしまった場合は冷蔵保存が可能です。粗熱がしっかり取れてから、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は翌日までとなります。
温め直す際は、電子レンジを使用するとお肉が固くなりやすいため、耐熱皿に移してふんわりとラップをし、低めのワット数で少しずつ温めるのがおすすめです。
ただし、下に敷くレタスは時間が経つとしんなりして水分が出てしまうため、保存する場合は鶏肉とソースのみにし、食べる直前に新しいレタスを用意するようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、きじまりゅうたさん直伝の「鶏むね肉の青じそバターソテー」をご紹介しました。淡白になりがちな鶏むね肉を、小麦粉でコーティングして旨味を閉じ込め、白ワイン、バター、青じそを使った風味豊かなソースで仕上げる、満足感の非常に高い一品です。
下ごしらえのちょっとした工夫と、加熱時間の見極め、そして青じそを加えるタイミングを守るだけで、ご家庭のフライパンでプロのような仕上がりを実現できます。ご飯のおかずとしてはもちろん、ワイングラスを傾けながら楽しむディナーの主役にもぴったりです。
冷水にさらしてシャキッとさせたレタスとの食感のコントラストも絶妙ですので、ぜひたっぷりの野菜とともにお召し上がりください。
