藤井恵さんのレシピ「レンジえびチリ」をご紹介します。えびチリと聞くと、中華鍋をふって火加減を気にしながら作る、少しハードルの高い料理というイメージがあるかもしれません。しかし、今回ご紹介する藤井恵さんのレシピでは、なんと電子レンジだけで本格的な味わいを作り上げることができます。
油でたっぷりと揚げる工程や、焦げ付かないようにフライパンでつきっきりで炒める工程を省きながらも、えびにしっかりと調味料が絡み、ぷりぷりの食感に仕上がる工夫が随所に散りばめられています。
むきえびを使って下処理の時間を大幅に短縮しつつ、酒とこしょうで丁寧に臭みを取り、片栗粉をまぶすことで旨味を閉じ込めるという、料理の基本となる手順はしっかりと押さえています。
そこに、ねぎやしょうがの細かなみじん切りといった香味野菜と、豆板醤やケチャップなどの調味料を絶妙なバランスで合わせた特製ソースを絡め、レンジでサッと加熱するだけ。忙しい日の夕食のメインおかずとしてはもちろん、お弁当の一品や、仕事終わりのお酒のおつまみにもぴったりです。
洗い物も少なく、火を使わないのでキッチンが暑くならないため、季節を問わず大活躍する画期的なレシピとなっています。
【藤井恵さんのレシピ】レンジえびチリの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華1
servings5
minutes2
minutes130
kcal7
minutes藤井恵さんのレシピ「レンジえびチリ」をご紹介します。えびチリと聞くと、中華鍋をふって火加減を気にしながら作る、少しハードルの高い料理というイメージがあるかもしれません。しかし、今回ご紹介する藤井恵さんのレシピでは、なんと電子レンジだけで本格的な味わいを作り上げることができます。
材料
むきえび 80g
酒 小さじ1
こしょう 少々
かたくり粉 小さじ1/2
【A】
ねぎ(みじん切り) 3cm分
しょうが(みじん切り) 1/2かけ分
豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/3
トマトケチャップ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
水 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
酢 小さじ1/2
ごま油 小さじ1/2
作り方
- えびは背ワタがあれば取り除く。酒小さじ1とこしょう少々をふってもみ込み、かた くり粉小さじ1/2をまぶす。
- 耐熱ボウルに【A】を混ぜ、 1 を加えて混ぜ合わせる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に1分30秒間かけ、そのまま30秒間蒸らしてよく混ぜる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (レンジえびチリ)
レンジえびチリを美味しく作る3つの極意
えびの旨味を閉じ込める下味と片栗粉
このレシピの重要なポイントは、むきえびに酒とこしょうをふってもみ込み、最後に片栗粉をまぶす工程にあります。酒を揉み込むことでえび特有の生臭さをしっかりと消し、こしょうでピリッとした風味をつけます。さらに片栗粉をまぶすことで、えびの表面に薄いコーティングが施されます。
これにより、電子レンジで加熱した際にえびの水分や旨味が外へ逃げ出すのを防ぎ、えび本来のぷりぷりとした極上の食感を保つことができるのです。また、この表面の片栗粉が、後から加える周囲のソースに適度なとろみをつける役割も果たし、味がしっかりとえびに絡むようになります。
調味料を加熱前に混ぜ合わせる
レンジ加熱の前に、耐熱ボウルで【A】の調味料(ねぎ、しょうが、豆板醤、ケチャップ、しょうゆ、水、砂糖、酢、ごま油)をすべて混ぜ合わせ、そこにえびを加えて絡めておくことも大きなポイントです。電子レンジは加熱ムラが起きやすいため、あらかじめ全体にソースを均一に絡めておくことで、味の偏りを防ぎます。
また、加熱と同時にソースの風味がえびに染み込み、香味野菜の香りやごま油の豊かなコク、豆板醤の食欲をそそる辛味が一体となって、短時間でもまるで中華鍋でじっくり炒めたかのような深い味わいが生まれます。
加熱後の「30秒間の蒸らし」で仕上げる
電子レンジ(600W)で1分30秒間加熱した後、すぐにラップを外さず「そのまま30秒間蒸らす」という工程が、このレシピの最大の秘訣です。レンジ加熱直後は食材の温度が急激に上がっている状態ですが、ここで少し蒸らすことで、余熱を利用してえびの中心まで優しく火を通すことができます。
えびは高温で加熱しすぎると水分が抜けて固くパサパサになってしまいますが、この絶妙な短時間の加熱と蒸らし時間の組み合わせにより、驚くほど柔らかく、ふっくらとした仕上がりになります。蒸らした後は全体をよく混ぜてソースを馴染ませてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
レンジで作る手軽なえびチリですが、しっかりとしたコクとピリッとした辛味があり、お酒との相性も抜群です。おすすめのペアリングは、すっきりとした辛口のロゼワインや、フルーティーな白ワインです。
例えば、フランス産のロゼ・ダンジュなどは、えびの甘みやケチャップの程よい酸味、豆板醤の辛味を優しく包み込んでくれます。また、白ワインであれば、ドイツ産のやや辛口のリースリングが、ソースの複雑な風味と同調し、心地よいマリアージュを生み出します。
もちろん、定番の冷えたビールや、炭酸の効いたハイボールとの相性も言うまでもありません。紹興酒をストレートで合わせれば、より本格的な中華料理店の気分を味わうことができます。ご自宅でのリラックスした晩酌タイムに、手軽に作れるこのえびチリと、お好みのお酒を合わせて、至福のひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
電子レンジで作るえびチリは、できたての熱々をいただくのが最も美味しいですが、余った場合は保存も可能です。粗熱がしっかりと取れてから、清潔な密閉できる保存容器に入れて冷蔵庫で保管してください。保存の目安は冷蔵で1〜2日程度です。
お弁当のおかずとして活用する場合は、汁気が他の食材に移らないよう、しっかりとおかずカップに入れるか、ご飯の上にのせて丼風にするのがおすすめです。温め直す際は、電子レンジで軽く加熱しますが、加熱しすぎるとえびが固くなってしまうので、様子を見ながら短時間で温めるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
藤井恵さんによる「レンジえびチリ」は、火を使わずに電子レンジだけで完結する、驚くほど簡単で本格的なレシピです。むきえびを使うことで面倒な殻むきの手間を省き、耐熱ボウル一つで調理が完了するため、忙しい日々の食卓に大いに役立ちます。
えびに下味をつけて片栗粉をまぶすことで、レンジ加熱でもパサつかず、ぷりっとした極上の食感を実現。ねぎやしょうがの香味野菜と、ケチャップや豆板醤をベースにした特製ソースが絶妙に絡み合い、ご飯が止まらなくなる美味しさです。
加熱時間はわずか1分30秒、その後の蒸らし時間を合わせてもあっという間に完成します。本格的な中華料理を家庭で手軽に楽しみたい時、あと一品おかずが欲しい時、そしておつまみをサッと用意したい時に、ぜひこのレシピを活用して、プロの味わいをご自宅で堪能してみてください。
