今回は、洗練されたシンプルな料理で多くの人々を魅了し続けている有元葉子さんのレシピ「うどの甘夏サラダ」をご紹介します。春から初夏にかけて旬を迎えるみずみずしいうどと、爽やかな酸味と甘みが特徴の甘夏を組み合わせた、非常に上品で見た目にも美しい一品です。
有元葉子さん直伝のこのレシピは、素材本来の持つ香りと食感を最大限に活かすための工夫が随所に散りばめられています。うど独特の爽やかな香りとシャキ味のある歯ごたえ、そして甘夏のジューシーで甘酸っぱい果肉が口の中で絶妙に調和し、一口食べるごとに格別な美味しさが広がります。
味付けは非常にシンプルですが、だからこそ素材のクオリティと丁寧な下ごしらえが光る仕上がりになります。おもてなしの食卓の最初の一皿としても、日々の献立に彩りを添える副菜としても重宝すること間違いありません。ぜひこの素晴らしい味わいをご家庭で堪能してください。
【有元葉子さんのレシピ】うどの甘夏サラダの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings25
minutes20
minutes56
kcal45
minutes今回は、洗練されたシンプルな料理で多くの人々を魅了し続けている有元葉子さんのレシピ「うどの甘夏サラダ」をご紹介します。春から初夏にかけて旬を迎えるみずみずしいうどと、爽やかな酸味と甘みが特徴の甘夏を組み合わせた、非常に上品で見た目にも美しい一品です。
材料
うど 1本(280g)
甘夏 1コ(350g)
塩 少々
かたくり粉
作り方
- うどは細い茎の部分を切り落とし、5~6cm長さに切る。皮を厚くむき、縦に3~4mm厚さに切る。かたくり粉水(水カップ1にかたくり粉大さじ2~3の割合で溶く)に20分間つけてアクを抜き、洗って水けを拭く。
- ポイント
- うどはかたくり粉水でアク抜きし、白さを保つ。
- 甘夏は皮と薄皮をむいて、果肉を取り出す。
- ポイント
- 取り出したままのサイズや、1房を2~3つにほぐすなど、大きさがいろいろあると食感がよい。
- ボウルにうど、 2 を入れて軽く混ぜ、器に盛る。食べるときに、塩少々をふる。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (うどの甘夏サラダ)
うどの甘夏サラダを美味しく作る3つの極意
かたくり粉水を使用した丁寧なアク抜き
このレシピのポイントは、カットしたうどをかたくり粉水にしっかりと浸してアクを抜くことです。水カップ1に対してかたくり粉大さじ2から3の割合で溶かした特製のかたくり粉水に、うどを20分間つけておきます。
こうすることで、うど特有の強いアクが綺麗に抜け、独特のえぐみが抑えられるだけでなく、うど本来の美しい白さを綺麗に保つことができます。20分経ったらしっかりと水で洗い流し、水けを丁寧に拭き取ることで、サラダ全体の仕上がりが格段に美しくなり、雑味のないすっきりとした味わいを楽しめます。
甘夏の果肉をあえて不揃いにほぐす工夫
このレシピのポイントは、甘夏の皮と薄皮を丁寧にむいて果肉を取り出す際、その大きさを均一にせずあえてバラバラにすることです。取り出したままの大きなサイズの果肉を残したり、1房を2つから3つに細かくほぐしたりして、様々な大きさがボウルの中で混ざり合うようにします。
このように果肉のサイズに変化をつけることで、口に運んだときの食感に豊かな変化が生まれ、うどのシャキシャキとした歯ごたえと甘夏のジューシーな果汁の広がり方が一口ごとに異なり、最後まで飽きずに美味しく食べ進めることができます。
食べる直前に塩少々をふるシンプルな味付け
このレシピのポイントは、うどと甘夏をボウルで軽く混ぜ合わせて器に盛り付けた後、実際に食べるときになってから塩少々をふることです。
あらかじめ塩を混ぜ込んでしまうと、塩分の浸透圧によってうどや甘夏から余分な水分が外に染み出してしまい、せっかくのシャキシャキとした食感や果肉のみずみずしさが失われてしまいます。
食べる直前にパラリと塩をふることで、塩気がそれぞれの素材の甘みと香りを極限まで引き立て、引き締まった洗練された味わいをダイレクトに堪能することができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この爽やかで上品なサラダには、すっきりとした辛口の白ワインを合わせるのが非常におすすめです。特にソーヴィニヨンブランというブドウ品種から造られた白ワインは、うどが持つ爽やかなハーブのような香りと非常に相性が良く、お互いの香りを引き立て合います。
また、甘夏の持つジューシーな柑橘類の酸味と同調させるなら、日本の甲州ワインや、フランスのシャブリなども素晴らしいマリアージュを魅せてくれます。ワインの持つ心地よい酸味とうどの清涼感、速度感のある甘酸っぱさが口の中で完璧に調和し、洗練された大人のペアリングを楽しむことができます。
アルコールが得意でない場合は、炭酸水に少しレモンを搾ったノンアルコールドリンクもよく合います。
保存テクニックと温め直し方
このサラダは、素材のみずみずしい食感とフレッシュな香りが最大の魅力であるため、基本的には調理後すぐに食べ切ることをおすすめします。もしどうしても保存する必要がある場合は、塩をふる前の段階で清潔な保存容器に入れ、しっかりと密閉して冷蔵庫で保管してください。
保存の目安は当日中、長くても翌日朝までには消費するようにしてください。時間が経つと甘夏から果汁が出て全体が水っぽくなり、うどのシャキシャキとした食感が損なわれてしまう原因になります。また、食べる直前に冷えた状態のサラダに塩を振ることで、美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は有元葉子さん直伝の「うどの甘夏サラダ」のレシピをご紹介しました。うどの清々しい香りとシャキシャキした心地よい歯ごたえ、そして甘夏のジューシーで甘酸っぱい果肉が見事に融合した、春夏の季節感あふれる極上のサラダです。
かたくり粉水を使って20分間しっかりとアク抜きを行うことで、うど元の美しい白さを保ちながら雑味を取り除く丁寧な下ごしらえが、この料理の美味しさを決定づけます。
また、甘夏をあえて様々な大きさにほぐして食感に変化をつけ、食べる直前に塩少々をふるだけで素材の旨味を最大限に引き出すという、シンプルながらも計算し尽くされた構成が魅力です。
特別な調味料を使わずとも、素材への向き合い方ひとつでここまで洗練された一皿になるということを教えてくれる素晴らしいレシピですので、ぜひ一度作ってみてください。
