今回は、洗練されたシンプルな家庭料理で絶大な人気を誇る料理研究家、有元葉子さんのレシピ「絹さやのエスニックあえ麺」をご紹介します。このレシピは、シャキシャキとした食感の絹さやを主役に、旨味たっぷりのえび麺とぷりぷりのむきえびを合わせ、特製のエスニックだれで和えていただく絶品の一皿です。
ベトナムの魚醬であるヌクマムに、酢、メープルシロップ、にんにく、赤とうがらしを合わせた、甘み・酸味・辛みのバランスが絶妙なたれが全体をまとめ上げます。
有元葉子さん直伝の丁寧な下ごしらえと調理手順を踏むことで、それぞれの食材の持ち味が最大限に引き立ち、まるでお店で食べるような奥深い味わいをおうちで手軽に楽しむことができます。目にも鮮やかな緑と赤の色彩が美しく、おもてなしの席や特別な日のランチにもぴったりな、涼やかで風味豊かなあえ麺です。
【有元葉子さんのレシピ】絹さやのエスニックあえ麺の作り方
Course: 主菜Cuisine: エスニック4
servings1
hour10
minutes10
minutes285
kcal80
minutes今回は、洗練されたシンプルな家庭料理で絶大な人気を誇る料理研究家、有元葉子さんのレシピ「絹さやのエスニックあえ麺」をご紹介します。このレシピは、シャキシャキとした食感の絹さやを主役に、旨味たっぷりのえび麺とぷりぷりのむきえびを合わせ、特製のエスニックだれで和えていただく絶品の一皿です。
材料
絹さや 200~250g
えび麺(乾) 4玉(140g)(えびの卵が練り込まれた中国の細い麺。)
むきえび 200g
香菜(シャンツァイ) 適量
白髪ねぎ 適量
ヌクマム 少々(ベトナムの魚醬(ぎょしょう)。ナムプラーでもよい。)
ごま油
塩
ごま油(白)
【たれ】
ヌクマム 大さじ3(ベトナムの魚醬(ぎょしょう)。ナムプラーでもよい。)
酢 大さじ3
メープルシロップ 大さじ3(風味の軽いゴールデンタイプがおすすめ。なければ、砂糖やはちみつでも。甘さは好みで調節する。)
にんにく(みじん切り) 適量
赤とうがらし(みじん切り) 適量
作り方
- 絹さやはヘタと筋を除き、たっぷりの冷水につけてピンとさせる(目安は約1時間)。
- えび麺は袋の表示時間どおりにゆでて湯をきり、ごま油適量をからめて塩少々をふる。えびはごま油(白)少々で炒めて火を通し、ヌクマムをからめて味つけをする。香菜は葉を摘み、冷水につけてシャキッとさせる。茎は小口切りにする。
- えび麺に白髪ねぎ、香菜の茎を加え、混ぜ合わせる。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、氷水を入れたボウルを用意する。 1 の絹さやを細切りにし、1/4~1/3量ずつ10秒間ゆでて引き上げ、氷水にとる。冷めたらすぐにざるに上げる。器に 3 を盛って絹さや、えびをのせ、香菜の葉を添える。よく混ぜた【たれ】を適量かける。
- ポイント
- 絹さやはすぐに湯から引き上げられるよう、少量ずつゆでるのがポイント。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (絹さやのエスニックあえ麺)
絹さやのエスニックあえ麺を美味しく作る3つの極意
絹さやを冷水にしっかりとつけて食感をピンとさせる
このレシピのポイントは、絹さやのヘタと筋を丁寧に除いた後、たっぷりの冷水に約1時間という時間をかけてしっかりとつけておくことです。こうして水分を十分に吸わせることで、絹さやが本来持つ細胞のハリが戻り、噛んだときのシャキシャキとした抜群の食感を生み出すことができます。
この一手間を惜しまないことで、仕上がりの歯触りが劇的に向上し、麺やえびとの食感のコントラストがより一層際立つようになります。
絹さやは少量ずつ短時間でゆでてすぐに氷水にとる
細切りにした絹さやをゆでる際は、鍋の熱湯の温度を下げないよう、全体の1/4〜1/3量ずつ小分けにして投入するのがポイントです。ゆで時間はわずか10秒間という短時間に留め、引き上げたらすぐに用意しておいた氷水に落として急冷します。
これにより、絹さやの鮮やかな緑色が美しく保たれ、火が通り過ぎて食感が損なわれるのを防ぐことができます。冷めたらすぐにざるに上げて水気を切ることで、水っぽくなるのを防ぎます。
えび麺と具材にごま油と塩をからめて風味のベースを作る
袋の表示時間どおりにゆでたえび麺は、湯をきった直後にごま油適量をからめ、塩少々をふって下味をつけておきます。さらに、炒めたむきえびにもヌクマムをからめてしっかりと味を馴染ませ、麺には白髪ねぎと香菜の茎を混ぜ合わせておきます。
このように麺やそれぞれの具材にあらかじめ適切な油分と塩気、薬味の風味をまとわせておくことで、後からかける特製のエスニックだれが綺麗に絡み合い、全体の味がバラバラにならずに一体感のある美味しさに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この鮮やかで風味豊かなエスニックあえ麺には、爽やかな酸味と華やかな香りを併せ持つ白ワインが抜群の相性を魅せます。特に、ハーブのような清涼感のある香りが特徴のソーヴィニヨン・ブランは、トッピングの香菜や白髪ねぎの風味と見事に調和します。
また、メープルシロップのほのかな甘みとヌクマムの旨味、赤とうがらしのピリッとした辛みがあるため、少し果実味にボリュームのあるリースリングや、フルーティーなロゼワインを合わせるのもおすすめです。すっきりとした口当たりが、ごま油のコクを心地よく洗い流してくれます。
保存テクニックと温め直し方
この料理は絹さやのシャキシャキとした食感と、茹で上げた麺の風味が命の繊細な一皿ですので、調理後はできるだけ早く、新鮮なうちに食べきるのが一番のおすすめです。もしどうしても保存する必要がある場合は、たれをかける前の麺と、ゆでた絹さや、炒めたえびをそれぞれ別の密閉容器に分けて冷蔵庫で保管してください。
保存期間の目安は翌日までとなります。食べる直前に室温に戻すか軽く冷やし、器に盛り付けてから、よく混ぜ合わせた特製だれをかけてお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、有元葉子さん直伝の「絹さやのエスニックあえ麺」の作り方をご紹介しました。たっぷりの絹さやを贅沢に細切りにし、短時間でさっとゆで上げることで生まれる極上の食感が、えびの旨味が練り込まれた細い中国のえび麺と見事に絡み合う、非常に完成度の高いあえ麺です。
香菜の爽やかな香りと白髪ねぎのアクセント、そしてヌクマム、酢、メープルシロップ、にんにく、赤とうがらしを合わせた絶妙な甘酸っぱいたれが、全体の美味しさを何倍にも引き立ててくれます。下ごしらえの丁寧さが仕上がりのクオリティを左右する、有元葉子さんならではのエッセンスが詰まった素晴らしいレシピです。
手軽に本格的なアジアンテイストを味わいたいときに、ぜひご家庭で丁寧に作ってみてください。
