家庭料理の定番でありながら、奥深い魅力を持つ焼き餃子。今回は、いつもの食卓をパッと明るくしてくれる、小林カツ代さんの「うちの焼きギョーザ」のレシピをご紹介します。
小林カツ代さん直伝のこの焼きギョーザは、豚ひき肉のジューシーな旨味に、みじん切りにしたザーサイの塩気と食感が絶妙なアクセントを加えるのが最大の特徴です。ザーサイを加えることで、噛むたびに奥深い味わいが口いっぱいに広がり、ご飯のおかずとしてはもちろん、ビールのお供にも最適な一品に仕上がります。
キャベツやにら、ねぎといったたっぷりの野菜も入るため、重たくなりすぎず、いくらでも食べ進められてしまう美味しさです。フライパンでの焼き方にもポイントがあり、ヒタヒタの湯で一気に蒸し焼きにし、最後にパチパチという音を合図に香ばしい焼き目をつけることで、専門店にも負けないパリッとした食感を実現できます。
毎日の献立作りに悩む方や、いつもと一味違う餃子をご家庭で楽しみたい方にぜひお試しいただきたい、愛情たっぷりの絶品レシピです。ご家族みんなで熱々を頬張り、笑顔あふれる食卓の時間をお楽しみください。
【小林カツ代さんのレシピ】うちの焼きギョーザの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華3
servings20
minutes15
minutes530
kcal35
minutes家庭料理の定番でありながら、奥深い魅力を持つ焼き餃子。今回は、いつもの食卓をパッと明るくしてくれる、小林カツ代さんの「うちの焼きギョーザ」のレシピをご紹介します。
材料
ギョーザの皮(市販) 1袋(25~30枚)
ザーサイ 50g
キャベツ(小) 1/4コ(200~250g)
にら 1/2ワ
ねぎ 15~20cm
豚ひき肉 200g
かたくり粉
サラダ油
酢
しょうゆ
ラーユ
【A】
にんにく(すりおろす) 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
作り方
- ザーサイはみじん切りにし、水に5分間ほどつけて塩抜きし、水けをきっておく。キャベツ、にら、ねぎもみじん切りにする。
- ボウルに豚ひき肉と【A】、かたくり粉小さじ1、 1 を入れ、よく混ぜ合わせる。
- 2 のタネをギョーザの皮の枚数に合わせておおまかに分けておき、適量ずつ皮にのせる。皮の縁に水をつけ、ひだを4~5つとって包む。
- フライパンを熱し、サラダ油少々をひく。火を弱めてからギョーザを並べ、ヒタヒタくらいまで湯を注ぎ、ふたをして強めの中火で蒸し焼きにする。
- 水分がなくなってきたらふたを取り、フライ返しがスッと入り込むまで、弱火にしてしばらく待つ。パチパチと音がしてきたらフライ返しを入れ、裏の焼き目を上にして皿にとる。好みの割合で合わせた酢じょうゆ、ラーユで食べる。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (うちの焼きギョーザ)
うちの焼きギョーザを美味しく作る3つの極意
ザーサイの水抜きで塩分を調整し、旨味と食感のアクセントに
このレシピの大きな特徴は、タネの隠し味としてザーサイを使用することです。ザーサイはみじん切りにした後、たっぷりの水に5分間ほどつけてしっかりと塩抜きを行い、水気をきってから加えるのが極意です。
そのまま加えてしまうと塩気が強くなりすぎて全体の味のバランスが崩れてしまいますが、5分間の水抜きを行うことで、ザーサイ特有の旨味と程よいコリコリとした食感だけをタネにプラスすることができます。
豚ひき肉の脂の甘みとザーサイの塩気が混ざり合い、調味料だけでは出せない深みのある本格的な味わいを生み出します。
ヒタヒタの湯を注ぎ、強めの中火で一気に蒸し焼きにする
餃子の皮をもちもちに、そして中までふっくらと火を通すための重要な工程が蒸し焼きです。フライパンを熱してサラダ油をひき、火を弱めて餃子を並べた後、餃子がヒタヒタになるくらいの十分な量の湯を注ぎます。ここですぐにふたをして「強めの中火」で一気に加熱することがポイントです。
たっぷりの湯を使って高温で蒸し上げることで、皮がしっかりと水分を吸って透明感のあるもちもちとした食感になり、中の豚肉やキャベツの旨味を逃さずに閉じ込めることができます。水の量が少ないと芯が残ってしまうので注意してください。
水分が飛んだ後の「パチパチ」という音を合図に香ばしく焼き上げる
蒸し焼きにして水分がなくなってきたらふたを取り、そこからは弱火にしてじっくりと焼き目をつけていきます。このとき、すぐに触らずにフライ返しがスッと入り込むようになるまで待つのが、皮を破らずに美しく仕上げるコツです。火にかけていると、やがてフライパンから「パチパチ」という小気味よい音が聞こえてきます。
これが、皮の底面がキツネ色にこんがりと焼け、パリッとした食感に仕上がったという最高の合図です。この音を聞き分けてから皿にとることで、上はもちもち、下はパリパリという理想の焼き餃子が完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
小林カツ代さんの「うちの焼きギョーザ」は、豚肉の豊かな旨味とザーサイの塩気が効いたしっかりとした味わいのため、キリッと冷えた炭酸系の飲料と抜群の相性を誇ります。
定番のビールはもちろんのこと、スッキリとした辛口のスパークリングワインや、レモンをたっぷりと搾ったハイボールなどを合わせると、餃子の脂を爽やかに洗い流してくれ、次の一口がさらに美味しく感じられます。
ワインを選ぶなら、柑橘系の香りが豊かなソーヴィニヨン・ブランや、果実味がしっかりとしたロゼワインがおすすめです。
また、ご飯のおかずとして楽しむ場合は、中華風の卵スープや、さっぱりとした春雨サラダ、トマトの酸味を活かした和え物などを副菜として添えると、献立全体の栄養バランスも良くなり、食卓がより一層華やかになります。
保存テクニックと温め直し方
一度にたくさん作って余った場合や、作り置きをしておきたい場合は、焼く前の段階で冷凍保存するのがおすすめです。バットなどにクッキングシートを敷き、包んだ餃子がくっつかないように間隔をあけて並べ、冷凍庫に入れます。完全に凍ったら、ジッパー付きの保存袋にまとめて入れて空気を抜き、冷凍保存してください。
約1ヶ月程度は美味しく保存可能です。食べるときは解凍せず、凍ったままフライパンに並べて通常よりも少し多めの湯を注ぎ、蒸し焼きの時間を長めにとってしっかりと中まで火を通すように焼き上げてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、小林カツ代さん直伝の「うちの焼きギョーザ」のレシピをご紹介しました。市販の餃子の皮を使いながらも、具材にザーサイを練り込むというひと工夫で、いつもの家庭の味がグッと本格的で深みのある仕上がりになります。
みじん切りにしたたっぷりのキャベツ、にら、ねぎが豚ひき肉と合わさり、栄養満点でジューシーな一品です。
フライパンでのヒタヒタの湯を使った蒸し焼きと、パチパチという音を頼りに香ばしく焼き上げる手順をしっかりと守ることで、誰でも失敗なく、外はパリッと、中はもっちりとした理想の焼き餃子を完成させることができます。
特別な調味料を用意しなくても手軽に作れる素晴らしいレシピですので、ぜひ今夜の夕食や週末の家族団らんの時間に作ってみてください。熱々の餃子を好みの酢醤油とラー油でお楽しみください。
