小林カツ代さんのレシピ「山ほどなすカレー」をご紹介します。このカレーは、その名の通り、たっぷりのなすをメインに使った、旨味あふれる一品です。なすの柔らかな食感と、トマトのさわやかな酸味、ベーコンから出るコクが絶妙なバランスを生み出し、食欲をそそる奥深い味わいに仕上がっています。
調理のプロセスでなすを塩水につけることによって、アクが抜け、なすが油を吸いすぎるのを防ぎ、さっぱりとしながらもジューシーな仕上がりになります。さらに、にんにくとしょうがの香りが食欲を刺激し、チリパウダーや一味とうがらしのピリッとした辛さがカレー全体の味を引き締めます。
一緒に炊き上げるカレー風味のご飯が、このカレーの美味しさをさらに引き立てるため、一口食べればやみつきになること間違いありません。ゆで卵を添えることで、見た目も華やかになり、まろやかな味わいが加わるのも嬉しいポイントです。
手軽に作れるのに本格的で、どこか懐かしさも感じられる小林カツ代さん直伝のレシピです。季節を問わず、家族みんなで囲む食卓の定番メニューとして、ぜひ作ってみてください。毎日の献立選びに迷った時や、たっぷりの野菜を美味しく摂りたい時にもぴったりの、心温まるカレーレシピです。
【小林カツ代さんのレシピ】山ほどなすカレーの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食4
servings15
minutes15
minutes754
kcal30
minutes小林カツ代さんのレシピ「山ほどなすカレー」をご紹介します。このカレーは、その名の通り、たっぷりのなすをメインに使った、旨味あふれる一品です。なすの柔らかな食感と、トマトのさわやかな酸味、ベーコンから出るコクが絶妙なバランスを生み出し、食欲をそそる奥深い味わいに仕上がっています。
材料
なす(大) 6コ
トマト(大/完熟) 1コ
ベーコン(薄切り) 100g
にんにく(すりおろす) 1かけ分
しょうが(すりおろす) にんにくと同量
ゆで卵(縦半分に切る) 4コ分
塩
サラダ油 大さじ3
【A】
小麦粉 大さじ2
カレー粉 大さじ1
チリパウダー 小さじ1/2(または一味とうがらし少々。)
こしょう 少々
【B】
水 カップ1
固形スープの素(もと) 1コ
ローリエ 1枚
ウスターソース 大さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
【カレー味のご飯】
米 カップ3(600ml)
カレー粉 小さじ1
サラダ油 小さじ1
作り方
- なすはヘタを切り落とし、皮むき器で薄く皮をむき、海水程度(約3%)の濃さのたっぷりの塩水に次々とつけていく。なすを塩水から引き上げて水けをきり、5mm強厚さの斜め薄切りにする。
- トマトは2cm角に切り、ベーコンは2cm幅に切る。
- 鍋にサラダ油大さじ3、にんにく、しょうがを入れて中火でサッと炒める。なすを加えて軽く火が通るまで炒め、さらにトマト、ベーコンを加えてざっと炒める。全体がアツアツになったら、【A】の材料を加えてよく炒め合わせる。
- 3 に【B】の材料を加えて中火で7~8分間煮る。時々鍋底からかき混ぜ、煮上がったら、ご飯、好みでゆで卵とともに器に盛る。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (山ほどなすカレー)
山ほどなすカレーを美味しく作る3つの極意
なすを塩水につけてアクを抜く
このレシピのポイントは、切ったなすをたっぷりの塩水(海水程度の濃さ、約3%)に次々とつけていくことです。なすは切ったそばから切り口が空気に触れて変色しやすいため、すぐに塩水につけることで美しい色を保つことができます。
また、塩水につけることでなすのアクがしっかりと抜け、渋みやえぐみのないスッキリとした味わいになります。さらに、塩の効果でなすの細胞が少し引き締まるため、炒める際に余分な油を吸いすぎず、さっぱりとした食感とジューシーさを両立させることができます。
水けをしっかりと切ってから炒めることで、油はねを防ぎ、なすの旨味を閉じ込めることができます。
具材を段階的に炒めて旨味を引き出す
このレシピのポイントは、具材を入れる順番と炒め方です。まず、サラダ油にすりおろしたにんにくとしょうがを入れ、中火でサッと炒めて香りを油に移します。そこへなすを加えて軽く火が通るまで炒めることで、香味野菜の風味がなすにしっかりと絡みます。次にトマトとベーコンを加えるのがポイントです。
トマトの水分と爽やかな酸味、そしてベーコンの持つ濃厚な脂の旨味と塩気が鍋全体に広がり、なすにより一層深い味わいをもたらします。全体がアツアツになるまでしっかりと炒めることで、それぞれの素材の持ち味が引き出され、カレー全体のベースとなる豊かな風味が完成します。
小麦粉とカレー粉を炒め合わせて香りを立たせる
このレシピのポイントは、具材がアツアツになったところに、小麦粉、カレー粉、チリパウダー(または一味とうがらし)、こしょうを加えてよく炒め合わせることです。市販のルーを使わず、小麦粉とカレー粉を直接炒めることで、スパイスの香りが最大限に引き立ちます。
具材の水分や油分と小麦粉が絡み合うことで、後から水分を加えた際に自然なとろみがつき、口当たりの良いなめらかなソースに仕上がります。チリパウダーのピリッとした辛味も、油と炒めることで刺激がまろやかになり、深みのあるスパイスの風味へと変化します。
全体がしっかり馴染むまで炒めることが、美味しいカレーの秘訣です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「山ほどなすカレー」には、ほどよい酸味と果実味がある軽やかな赤ワインや、すっきりとした辛口の白ワインがよく合います。例えば、軽めのピノ・ノワールや、爽やかなソーヴィニヨン・ブランなどが、トマトの酸味やスパイスの風味と見事に調和します。
また、冷えたビールや炭酸水にレモンを搾ったドリンクも、カレーのスパイス感をすっきりとリセットしてくれるため、相性が抜群です。
サイドディッシュには、さっぱりとしたグリーンサラダや、きゅうりとヨーグルトを使った爽やかなライタなどを添えると、口の中がリフレッシュされ、カレーの濃厚な味わいを最後まで飽きずに楽しむことができます。
食後には、フルーツを使ったさっぱりとしたゼリーや、甘さ控えめのアイスクリームを用意すると、スパイスの余韻を優しく和らげてくれます。お好みの飲み物や副菜と組み合わせて、豊かな食事の時間をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
カレーが余った場合は、粗熱が取れてから清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の場合は、約2〜3日以内に食べ切ることをおすすめします。温め直す際は、鍋に移して弱火でゆっくりと加熱するか、電子レンジで均等に温まるように途中でかき混ぜてください。
冷凍保存する場合は、なすの食感が変化しやすいため注意が必要です。冷凍用の密閉容器に入れ、約1ヶ月程度保存可能ですが、解凍時に水分が出やすいため、温め直す際は少し煮詰めるか、カレーうどんなどにアレンジすると美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
小林カツ代さんの「山ほどなすカレー」は、なすの美味しさを存分に味わえる、ご家庭で作るのに最適なレシピです。塩水で丁寧に下ごしらえをしたなすが、トマトの酸味やベーコンの旨味、そしてスパイスの香りと絡み合い、深みのある本格的な味わいを生み出します。
市販のルウを使わずに小麦粉とカレー粉で作るため、スパイスの香りが引き立ち、自分好みの辛さに調整しやすいのも魅力の一つです。カレー風味に炊き上げたご飯との相性も抜群で、食卓に並べるだけで特別感のある一皿になります。
手に入りやすい身近な材料で手順もシンプルなため、料理初心者の方からベテランの方まで、どなたでも失敗なく美味しく仕上げることができます。日々のランチや夕食のメインディッシュとして、ぜひこの小林カツ代さん直伝のレシピを活用し、なすの新しい魅力を発見してみてください。
