今回は、家庭料理の第一人者である小林カツ代さんのレシピ「アッという間のうなずし」をご紹介します。うなぎのかば焼きを使った、華やかでありながら手軽に作れる素晴らしいお寿司です。
市販のうなぎのかば焼きと炊きたてのご飯を用意すれば、特別な日のおもてなしや、家族が集まる休日の食卓にぴったりの一品があっという間に完成します。きゅうりやみょうが、青じそといった薬味をたっぷりと使うことで、うなぎの濃厚な旨味をさっぱりと引き立ててくれます。
さらに、実ざんしょうのつくだ煮と紅しょうがが絶妙なアクセントとなり、一口食べるごとに香りと味わいの変化を楽しむことができます。すし酢と米酢をブレンドした特製の合わせ酢は、食べる直前に回しかけるのが最大のポイントです。これにより、ご飯がベタつかず、さっくりとした食感を保つことができます。
小林カツ代さんの素晴らしいアイデアが光る、美味しくて手軽な「アッという間のうなずし」を、ぜひご家庭でお試しください。
【小林カツ代さんのレシピ】アッという間のうなずしの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食4
servings10
minutes20
minutes420
kcal30
minutes今回は、家庭料理の第一人者である小林カツ代さんのレシピ「アッという間のうなずし」をご紹介します。うなぎのかば焼きを使った、華やかでありながら手軽に作れる素晴らしいお寿司です。
材料
炊きたてのご飯 米360ml分(2合)
うなぎのかば焼き(市販) 2串分(小さめの焼きあなごでもおいしい。)
きゅうり 1本
みょうが 2コ
青じそ 5枚
実ざんしょうのつくだ煮 大さじ1
紅しょうが(せん切り) 適量
【合わせ酢】
すし酢(市販) 大さじ2
米酢 大さじ1
作り方
- きゅうりは薄い輪切りにし、みょうがは縦2つに切ってから斜め薄切りにする。
- 青じそは縦2つに切ってからせん切りにする。うなぎのかば焼きは串をはずし、1cm幅に切る。
- 【合わせ酢】は混ぜ合わせておく。
- 大皿に炊きたてのご飯を広げて盛り、うなぎ、きゅうり、みょうが、青じその順にのせ、実ざんしょうのつくだ煮を散らす。
- 食べる直前に、 4 に【合わせ酢】をムラなく回しかけ、紅しょうがを添える。全体をサックリ混ぜてから、各自が取り分ける。
メモ
- 小林カツ代さんのレシピ (アッという間のうなずし)
アッという間のうなずしを美味しく作る3つの極意
薬味の下ごしらえで風味と食感を最大限に引き出す
きゅうりは薄い輪切りに、みょうがは縦2つに切ってから斜め薄切りに、青じそは縦2つに切ってからせん切りにするという切り方の工程は、このレシピの爽やかさを決定づける重要なポイントです。薬味をできるだけ薄く、細かく切ることで、うなぎの濃厚な脂やタレの甘みに負けない繊細な香りが全体に広がります。
また、ご飯やうなぎと一緒に口に入れた際の一体感が増し、シャキシャキとした食感が良いアクセントになります。丁寧に切ることで仕上がりも美しくなります。
合わせ酢は食べる直前に回しかける
通常のちらし寿司のように、あらかじめすし飯を作っておくのではなく、大皿にご飯と具材をすべて盛り付けた後、食べる直前に合わせ酢をムラなく回しかけるのがこのレシピの最大の特徴です。この手順を踏むことで、温かいご飯に酢の香りがフワッと立ち上り、食欲を強く刺激します。
また、ご飯を混ぜ合わせる時間を短縮できるだけでなく、ご飯が酢を吸いすぎてべちゃっとするのを防ぎ、さっくりとした軽い口当たりを保つことができます。
実ざんしょうのつくだ煮と紅しょうがによる味の引き締め
最後に散らす実ざんしょうのつくだ煮と、添えられる紅しょうがは、単なる飾りではなく、全体の味をピリッと引き締める重要な役割を担っています。
市販のうなぎのかば焼きはしっかりとした甘辛い味付けがされていることが多いため、実ざんしょうの特有の爽やかな辛みと、紅しょうがの酸味のある辛さが加わることで、味に立体感が生まれます。これにより、最後まで飽きることなく、うなぎの濃厚な味わいをさっぱりと堪能することができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
小林カツ代さんの「アッという間のうなずし」には、うなぎの蒲焼きの濃厚な旨味と甘辛いタレ、そしてたっぷりと使われた薬味の爽やかな香りを引き立てるお酒を合わせるのがおすすめです。ワインを合わせるなら、少し冷やした軽めの赤ワインはいかがでしょうか。
例えば、ピノ・ノワールやガメイなどの品種は、果実味が豊かで渋みが穏やかなため、うなぎのタレの甘みと美しく調和し、醤油ベースの和食によく合います。また、日本の甲州ワインも素晴らしい相性を見せます。
甲州ワインの持つ柑橘系のフレッシュな酸味とほのかな苦味は、みょうがや青じそといった和のハーブ、そして実ざんしょうのピリッとした風味と同調し、口の中をすっきりとリセットしてくれます。
日本酒であれば、米のふくよかな旨味を感じられる純米酒や、少し熟成感のある純米吟醸などを軽く冷やして合わせると、うなぎの脂の甘みを引き立てつつ、お寿司全体をまろやかに包み込んでくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
ご飯に酢を混ぜ合わせてしまうと時間が経つにつれてご飯が硬くなり風味が落ちてしまうため、基本的には作ってすぐに食べ切るのが最も美味しい状態です。もしどうしても残ってしまった場合は、清潔な保存容器に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室のような冷えすぎない場所で保存し、翌日中には食べ切るようにしてください。
食べる際は、電子レンジでほんの少しだけ温め直すと、ご飯のふっくらとした食感とうなぎの脂の旨味が戻りやすくなります。ただし、温めすぎると薬味の色や食感が損なわれるので十分に注意してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
小林カツ代さんの「アッという間のうなずし」は、市販のうなぎのかば焼きを最大限に活用し、驚くほど手軽に本格的な味わいを楽しめる絶品レシピです。
すし飯をあらかじめ作る手間を省き、大皿に盛り付けたご飯と具材に直接合わせ酢をかけるという斬新なアプローチにより、誰でも失敗なく、さっくりとした食感のお寿司を作ることができます。
きゅうり、みょうが、青じそといった和のハーブをふんだんに散りばめ、実ざんしょうのつくだ煮と紅しょうがで味を引き締めることで、うなぎの濃厚さをさっぱりと上品にまとめ上げています。見た目も非常に華やかで、大皿でドーンと食卓に出せば歓声が上がること間違いなしです。
忙しい日の夕食から、ちょっとしたお祝い事、おもてなしの席まで、幅広いシーンで活躍するレシピですので、ぜひこの手軽さと美味しさを体験してみてください。
