日本料理界の重鎮である笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「かじきの竜田揚げ」をご紹介いたします。めかじきを使った竜田揚げは、外はカリッと香ばしく、中はふっくらとした食感が魅力の一品です。笠原将弘さんの本レシピの最大の魅力は、なんといっても特製の「スタミナポン酢」を添える点にあります。
長芋を包丁でたたいてとろろ状にし、すりおろしたにんにくと調味料を合わせたポン酢は、パンチがありながらもさっぱりとした後味で、揚げ物との相性が抜群です。また、めかじきの下味にはしょうゆとみりんに加えて粗びきの黒こしょうを使用しており、ピリッとしたスパイシーな香りが食欲を大いにそそります。
ご家庭のフライパンを使って少ない油でも手軽に作れるよう工夫されており、ししとうがらしを彩りとして添えることで、見た目にも美しく仕上がります。晩酌のお供としてはもちろん、育ち盛りのお子様がいるご家庭のメインディッシュや、お弁当のおかずとしても大活躍間違いなしの素晴らしいレシピです。
プロの味をそのままご家庭で再現できるこの手順を、ぜひ今夜の食卓でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】かじきの竜田揚げの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes5
minutes340
kcal20
minutes日本料理界の重鎮である笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「かじきの竜田揚げ」をご紹介いたします。めかじきを使った竜田揚げは、外はカリッと香ばしく、中はふっくらとした食感が魅力の一品です。笠原将弘さんの本レシピの最大の魅力は、なんといっても特製の「スタミナポン酢」を添える点にあります。
材料
めかじき(切り身) 200g
ししとうがらし 4本
かたくり粉 適量
揚げ油 適量
【スタミナポン酢】
長芋 80g
にんにく 1かけ
酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
【下味】
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
黒こしょう(粗びき) 少々
作り方
- 長芋は適当な厚さに切ってから、包丁でたたいてとろろ状にする。
- にんにくはすりおろし、 1 、【スタミナポン酢】の残りの材料と混ぜ合わせる。
- かじきは一口大に切ってボウルに入れる。
- 【下味】の材料を加えてもみ込み、5分間ほどおく。ししとうはヘタの先を切り落とし、揚げたときに破裂しないように包丁で1か所ずつ、切り目を入れる。
- ペーパータオル2枚でかじきをはさんで汁けを取り、かたくり粉を全体にたっぷりまぶす。水分を吸うと食感が悪くなるので、このあと時間をおかずに揚げる。
- フライパンに3cm深さの揚げ油を入れて170℃(中温)に熱し、 5 のかじきを1切れずつ、静かに入れる。
- ポイント
- 揚げ油の温度の目安:一度水でぬらして拭いた菜箸を入れたとき、スーッと細かい泡が出る状態。
- そのまま菜箸で動かさずにじっくり揚げる。
- 周りが固まったら、上下を返し、油に入れてから計3~4分間、こんがりと色づくまで揚げる。
- 途中、ししとうも加え、色鮮やかになるまで1分間ほど揚げる。油をよくきって器に盛り、 2 の【スタミナポン酢】を別の器に盛って添える。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (かじきの竜田揚げ)
かじきの竜田揚げを美味しく作る3つの極意
下味後の水分をしっかり拭き取る
竜田揚げをカリッとおいしく仕上げるための非常に重要なポイントは、かじきの下味をもみ込んで5分ほど置いた後、ペーパータオルで余分な汁気をしっかりと拭き取ることです。水分が残ったままかたくり粉をまぶしてしまうと、衣がベチャッとした仕上がりになり、サクサクとした心地よい食感が損なわれてしまいます。
ペーパータオル2枚を使って上下から優しく挟むようにして、表面の水分を丁寧に吸い取ってください。このひと手間を惜しまないことで、衣がしっかりと魚に密着し、油に入れた際にカラッと揚がります。
かたくり粉をまぶしたらすぐに揚げる
かたくり粉をかじきの表面にたっぷりまぶした後は、時間を置かずに速やかに油に入れて揚げるのがこのレシピを成功させる秘訣です。粉をまぶしたまま長時間放置してしまうと、魚から染み出したわずかな水分をかたくり粉が吸い込んでしまい、揚げ上がりの食感が重く、ベタついた悪食感になってしまいます。
そのため、フライパンの油をあらかじめ170度(水で濡らして拭いた菜箸を入れると細かい泡がスーッと出る状態)に熱しておき、粉をまぶす作業と揚げる作業をスムーズに連続して行えるように準備を整えておくことが大切です。
油に入れたら最初は触らずじっくり揚げる
170度の中温に熱した油にかじきを入れた直後は、決して菜箸でつついたり動かしたりせず、そのままじっくりと揚げるのがコツです。衣が固まる前に触ってしまうと、かたくり粉がはがれてしまい、旨味が油に逃げ出してしまう原因になります。
周りの衣がしっかりと固まってくるまで静かに見守り、固まったのを確認してから上下を裏返します。油に入れてから合計で3〜4分間、こんがりと美味しそうなきつね色に色づくまで揚げることで、外側はサクッと、内側はジューシーな最高の竜田揚げが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの「かじきの竜田揚げ」は、黒こしょうがピリッと効いた下味と、にんにくが香る長芋入りの「スタミナポン酢」が特徴的です。この力強い味わいと揚げ物のコクには、程よい酸味と果実味がある白ワインがよく合います。
例えば、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは、柑橘系の爽やかな香りがスタミナポン酢の酸味と同調し、揚げ物の油分をすっきりと洗い流してくれます。また、ふくよかな果実味を持つカリフォルニア産のシャルドネ(樽香が強すぎないもの)も、めかじきのしっかりとした旨味と見事に調和します。
和のお酒を合わせるなら、キレのある辛口の純米酒や、爽快な炭酸が心地よいハイボールも非常におすすめです。ビールやレモンサワーなど、普段の晩酌の定番ドリンクとも相性抜群ですので、お好みの一杯と共に至福のひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
竜田揚げは揚げたてが一番美味しいですが、余ってしまった場合は適切な保存方法で美味しさを保つことができます。完全に粗熱が取れてから、清潔な密閉容器に入れるか、ラップで隙間なく包んで冷蔵庫で保存してください。冷蔵で2日程度が日持ちの目安となります。
再度お召し上がりになる際は、電子レンジで軽く温めた後、オーブントースターで表面をカリッと焼き直すことで、揚げたてに近いサクサクとした食感が復活します。スタミナポン酢は長芋や生のすりおろしにんにくを使用しているため、風味が落ちないよう早めに食べ切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
本日は、日本料理のプロフェッショナルである笠原将弘さんの素晴らしいレシピ、「かじきの竜田揚げ」をご紹介いたしました。淡白でありながらも旨味の強いめかじきに、黒こしょうを効かせた下味をしっかりと含ませ、カリッと香ばしく揚げることで、極上のメインディッシュが完成します。
特筆すべきは、長芋とにんにくを効かせたパンチのある「スタミナポン酢」です。この特製ダレが、揚げ物の重たさを中和し、さっぱりとしつつも後を引く奥深い味わいを生み出しています。
調理の際は、かじきの水分をしっかりと拭き取ること、かたくり粉をまぶしたらすぐに揚げること、そして油に入れたら衣が固まるまで触らないことという3つのポイントを守るだけで、ご家庭でも失敗なくプロの味を再現できます。夕食の主役にもおつまみにも最適な一品ですので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
