平野レミさんの大人気レシピ「食べればつゆだく肉じゃが」をご紹介します。肉じゃがといえば、お鍋でじっくりとじゃがいもやお肉を煮込むイメージが強いかもしれませんが、このレシピはひと味違います。
なんと、じゃがいもは皮ごと電子レンジで加熱し、お肉と玉ねぎは風味豊かな濃いめのかつおだしでサッと煮て、最後にとろみをつけて「あん」にするという、驚きのアイデアが詰まった一品です。
ホクホクに仕上がったじゃがいもをお皿の上で崩し、そこへ旨味たっぷりの熱々な和風あんをたっぷりとかけていただくスタイルは、まさに「食べれば肉じゃが」のネーミング通り。口の中で全ての食材が一体となり、定番の肉じゃがの味わいを見事に再現しつつ、まったく新しい食感と楽しさを提供してくれます。
豚バラ肉のコクと新たまねぎの甘みが溶け出したつゆだくのあんに、ゆず皮の爽やかな香りと絹さやの彩りが加わることで、最後まで飽きずに美味しくいただけます。忙しい日の夕食にも、おもてなしの一品にもぴったりな、平野レミさんならではの楽しくて美味しいアイデアレシピです。
ぜひご家庭で、この新感覚の肉じゃがをお試しください。
【平野レミさんのレシピ】食べればつゆだく肉じゃがの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes20
minutes453
kcal30
minutes平野レミさんの大人気レシピ「食べればつゆだく肉じゃが」をご紹介します。肉じゃがといえば、お鍋でじっくりとじゃがいもやお肉を煮込むイメージが強いかもしれませんが、このレシピはひと味違います。
材料
新じゃがいも 6~8コ(400g)
かつおだし(濃いめ) 400ml
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用/半分に切る) 100g
新たまねぎ(1cm幅に切る) 100g
絹さや(塩ゆでして斜め半分に切る) 4枚
水溶き片栗粉(水、片栗粉 各大さじ1+1/2を溶いたもの)
ゆず皮(せん切り) 適量
【A】
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
作り方
- じゃがいもは皮ごとよく洗って十文字に切り目を入れる。水けをつけたまま耐熱皿に並べラップをかけ、電子レンジ(600W)に約8分間かける。(途中、上下を返す)
- 鍋にだしを入れ、ひと煮立ちしたらひと口大に切った豚バラ肉とたまねぎを入れる。
- 2 に【A】を加え、たまねぎが柔らかくなるまでふたをして煮る。
- 水溶き片栗粉を少しずつ加え、とろみをつけてあんをつくる。
- 1 のじゃがいもを崩して器に盛り、 4 のあんをかけ、ゆず皮と絹さやを散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (食べればつゆだく肉じゃが)
食べればつゆだく肉じゃがを美味しく作る3つの極意
新じゃがいもは皮ごと電子レンジでホクホクに
このレシピの大きなポイントは、新じゃがいもを皮ごと電子レンジ(600W)で約8分間加熱することです。水けをつけたままラップをして加熱することで、じゃがいも本来の水分を保ちながら、中までしっかりと火を通すことができます。途中で上下を返すことで加熱ムラを防ぎ、均一にホクホクの状態に仕上げます。
煮崩れの心配がなく、新じゃがいも特有の皮の風味や香りを存分に生かすことができる画期的な調理法です。器に盛る際に崩すことで、後からかけるあんがよく絡みます。
濃いめのかつおだしと豚バラ肉で旨味の土台を作る
鍋に濃いめのかつおだし400mlを入れ、ひと煮立ちさせてからしゃぶしゃぶ用の豚バラ肉と新たまねぎを加える工程が、味の決め手となります。豚バラ肉から溶け出す豊かな脂のコクと、新たまねぎの自然な甘みが、濃いめのかつおだしと合わさることで、短時間でも奥深い旨味の土台が完成します。
砂糖、しょうゆ、酒を大さじ2ずつ加えた調味料でたまねぎが柔らかくなるまで煮ることで、甘辛くどこか懐かしい、王道の肉じゃがの味わいがしっかりとつゆに溶け込みます。
水溶き片栗粉でとろみをつけて絶品あんに仕上げる
具材に火が通った後、水と片栗粉を各大さじ1と1/2ずつ合わせた水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけるのが、この「つゆだく肉じゃが」最大の醍醐味です。とろみをつけることで、旨味がたっぷりと詰まったつゆが「あん」となり、崩したじゃがいもにしっかりと絡みつくようになります。
通常の肉じゃがのようにじゃがいもに味を染み込ませるのではなく、ホクホクのじゃがいもに濃厚なあんを「かけて食べる」というスタイルを成立させるための重要なステップです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「食べればつゆだく肉じゃが」には、和のテイストに寄り添いつつ、豚バラ肉の脂の甘みや濃いめのかつおだしの旨味を受け止めてくれるワインがよく合います。おすすめは、フランス・アルザス地方のピノ・グリや、日本の固有品種である甲州を使った白ワインです。
ピノ・グリ特有のふくよかな果実味と穏やかな酸味は、甘辛い醤油ベースのあんと絶妙に調和し、料理のコクを引き立てます。また、甲州ワインの持つみずみずしさとほのかな和柑橘のニュアンスは、トッピングのゆず皮の爽やかな香りと見事にリンクし、口の中をさっぱりとさせてくれます。
赤ワインを合わせる場合は、渋みが少なく果実味が豊かなライトボディのピノ・ノワールやマスカット・ベーリーAを選ぶと、和風だしの繊細な風味を邪魔することなく、豚肉の旨味と寄り添う素晴らしいマリアージュをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、じゃがいもと肉のあんを別々の保存容器に分けて冷蔵庫に入れることをおすすめします。あんとじゃがいもを一緒に保存してしまうと、じゃがいもが水分を吸って食感が変わってしまったり、あんのとろみが失われたりする原因になります。
粗熱がしっかりと取れてから、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵室で保存してください。お召し上がりの際は、じゃがいもは再度電子レンジで温めてホクホクにし、あんは小鍋や電子レンジでしっかりと加熱し直してからじゃがいもにかけてください。
保存期間の目安は冷蔵で約2〜3日ですが、風味が落ちる前にできるだけ早めにお召し上がりいただくのが美味しく楽しむコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「食べればつゆだく肉じゃが」は、従来の肉じゃがの概念を覆す、目から鱗のアイデアレシピです。じゃがいもを煮込むという手間を省き、電子レンジで皮ごと加熱することで、ホクホクとした食感と素材本来の風味を最大限に引き出しています。
そこに、濃いめのかつおだしと豚バラ肉、新たまねぎの旨味が溶け出した甘辛いあんをたっぷりとかけることで、口の中で見事な「肉じゃが」が完成します。調理時間が大幅に短縮されるだけでなく、煮崩れの心配も無用。ゆず皮の爽やかな香りと絹さやの彩りが、目にも舌にも嬉しいアクセントを加えます。
手軽に本格的な和食の味わいを楽しめるこのレシピは、忙しい現代の食卓にぴったりの一品です。新じゃがいもや新たまねぎといった季節の食材の美味しさを存分に味わいながら、ご家族みんなで驚きと笑顔に包まれる食卓をお楽しみください。
