テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「おツナ吸いとりパスタ」の作り方をご紹介します。このレシピの最大の特徴は、パスタを別茹ですることなく、フライパン一つで完成する手軽さにあります。
ツナ缶の油ごと使うことで魚介のコクと旨味を余すところなく引き出し、スライスした玉ねぎの甘み、そして「お茶漬けの素(のり茶漬け)」という意外な隠し味が見事なハーモニーを奏でます。
水とこれらの材料をフライパンで沸騰させ、そこへスパゲッティを投入することで、パスタ自体が美味しいスープの旨味を一滴残らず「吸いとる」という、非常に合理的かつ理にかなった調理法です。
仕上げに加えるフレッシュなさいの目切りのトマトと、トッピングの青じそ、黒こしょうが、濃厚なツナの風味にさっぱりとした清涼感とピリッとしたアクセントを添えてくれます。忙しい日のランチや、洗い物を減らしたい日の夕食にぴったりの、手軽でありながら本格的な味わいが楽しめる一品です。
ぜひ、ご家庭で平野レミさん直伝のこの素晴らしいアイデアレシピを体験してみてください。
【平野レミさんのレシピ】おツナ吸いとりパスタの作り方
Course: 主食Cuisine: 和洋折衷2
servings5
minutes8
minutes510
kcal13
minutesテレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「おツナ吸いとりパスタ」の作り方をご紹介します。このレシピの最大の特徴は、パスタを別茹ですることなく、フライパン一つで完成する手軽さにあります。
材料
スパゲッティ(3分ゆであれば長さ2/3タイプ) 200g
トマト(さいの目切り) 1コ分(150g)
青じそ(せん切り) 5枚分
黒こしょう 適量
【A】
たまねぎ(スライサーで薄切り) 1/2コ分(150g)
ツナ(缶詰/油漬け) 1缶(70g)
水 カップ2+1/2
お茶漬けのもと(のり茶漬け) 2袋(12g)
作り方
- フライパンに【A】を入れ、ふたをして沸かす。スパゲッティを入れてふたをし、中火で4~5分間やわらかくなるまで煮る。(途中で混ぜる)
- ふたを取り、余分な水分があれば飛ばすように混ぜる。火を止め、仕上げにトマトを加えてサッと混ぜる。
- 器に盛り、青じそを散らし、黒こしょうをふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (おツナ吸いとりパスタ)
おツナ吸いとりパスタを美味しく作る3つの極意
お茶漬けの素とツナ缶で作る旨味のベース
フライパンに水、スライスした玉ねぎ、油漬けのツナ缶、そしてお茶漬けの素を最初に入れてふたをして沸かす工程は、このパスタの味の決定打となります。ツナ缶は油ごと加えることで、魚の良質な脂がスープ全体にコクと深みを与えます。
また、お茶漬けの素にはあられの香ばしさ、海苔の磯の香り、そして出汁の旨味が凝縮されています。これらをしっかりと沸騰させることで玉ねぎから自然な甘みが引き出され、即席でありながらも非常に複雑で奥深い和風ブイヨンがフライパンの中に完成します。パスタを入れる前にしっかりと沸かすことがポイントです。
フライパンでパスタに水分と旨味を吸わせる
パスタの茹で方は、たっぷりのお湯で茹でる一般的な方法とは異なります。旨味が溶け込んだフライパンの中に直接スパゲッティ(3分ゆであれば長さ2/3タイプ)を入れ、ふたをして中火で4〜5分間やわらかくなるまで煮込みます。途中で全体を混ぜることで麺同士がくっつくのを防ぎます。
この調理法により、スパゲッティが単なるお湯ではなく、ツナとお茶漬けの素の美味しい出汁をスポンジのようにたっぷりと「吸いとる」ため、麺そのものにしっかりと味が染み込みます。ふたを取った後に余分な水分があれば、飛ばすように混ぜることでソースがパスタに絡みつきます。
トマトは火を止めてから加えフレッシュさを残す
仕上げの段階で加えるトマトの扱い方が、料理の完成度を一段階引き上げます。パスタが柔らかくなり、水分を十分に吸い込んで余分な汁気が飛んだら、必ず「火を止めてから」さいの目切りにしたトマトを加えます。サッと混ぜ合わせるだけに留めることで、トマトに余計な熱が入りすぎず、果肉の崩れを防ぐことができます。
ツナや玉ねぎの濃厚な旨味を含んだ熱々のパスタに対して、生のトマトの爽やかな酸味とみずみずしさが絶妙なコントラストを生み出します。器に盛った後に散らす青じそと黒こしょうとともに、最後まで飽きずに美味しく食べ進めるための重要なアクセントです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「おツナ吸いとりパスタ」は、ツナのコクとお茶漬けの素が織りなす和の旨味、そしてフレッシュなトマトと青じその爽やかさが共存する一皿です。この和洋折衷の味わいには、スッキリとした白ワインや軽やかなロゼワインが非常によく合います。
例えば、ニュージーランド産の「ソーヴィニヨン・ブラン」は特におすすめです。このワインが持つハーブのような青々しい香りと柑橘系のキリッとした酸味は、トッピングの青じその清涼感やトマトのフルーティーな酸味と見事に同調します。
また、ツナの油分をワインの酸がすっきりと洗い流してくれるため、次の一口がさらに美味しく感じられます。
ビールを合わせるなら、軽快でフルーティーな「ペールエール」や、日本のクラフトビールの代表格である「ヤッホーブルーイング」の「水曜日のネコ」のようなホワイトエールが、出汁の繊細な風味を邪魔することなく、心地よいマリアージュを楽しませてくれます。
保存テクニックと温め直し方
このパスタは、調理の特性上、スープの水分を麺がすべて吸い取って完成するため、出来立ての最も美味しい状態ですぐにお召し上がりいただくことを強く推奨します。時間が経過すると、パスタがさらに水分を吸収してしまい、食感が柔らかくなりすぎたり、くっついて固まってしまう原因となります。
どうしても保存が必要な場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管し、翌日中には食べ切るようにしてください。温め直す際は、電子レンジを使用し、ほんの少しの水を振りかけてから加熱すると、麺のパサつきをある程度和らげることができますが、風味や食感は出来立てには劣ります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさんの大人気アイデアレシピ「おツナ吸いとりパスタ」の作り方を詳しくご紹介しました。フライパン一つで完結し、パスタの別茹でが不要という驚きの時短テクニックは、日々の忙しい食事作りの強い味方となります。
ツナ缶とお茶漬けの素という、どこの家庭にもある身近なストック食材を組み合わせることで、誰もが失敗なく、驚くほど奥深い旨味を持つ絶品パスタを生み出すことができます。
パスタが美味しい出汁をたっぷりと吸い込んだ濃厚な味わいの中に、後乗せのトマトと青じそがもたらすフレッシュな香りが絶妙なバランスを保っています。洗い物も少なく済み、休日のランチから慌ただしい平日の夕食まで、幅広いシーンで大活躍間違いなしのレシピです。
手順も非常にシンプルですので、ぜひこの手軽さと美味しさを、ご自宅のキッチンで実際に味わってみてください。
