料理研究家、大原千鶴さんのご家庭の味「鶏とほうれんそうのミルク鍋」をご紹介します。寒い季節にぴったりの、心も体も温まる優しい味わいのミルク鍋。鶏肉の旨味とほうれんそうの栄養が溶け込んだスープは、滋味深く、一口飲むごとにほっと安らぎます。長芋のほっくりとした食感と、レモンの爽やかな香りがアクセント。
大原さんのレシピは、素材の持ち味を最大限に引き出すシンプルな調理法が特徴です。今回は、鶏肉を片栗粉でコーティングすることで、旨味を閉じ込め、スープにとろみをつけるという、プロならではの技も光ります。ぜひ、大原千鶴さん直伝のミルク鍋で、心温まる食卓を囲んでみてください。
【大原千鶴さんのレシピ】鶏とほうれんそうのミルク鍋の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings20
minutes15
minutes380
kcal35
minutes料理研究家、大原千鶴さんのご家庭の味「鶏とほうれんそうのミルク鍋」をご紹介します。寒い季節にぴったりの、心も体も温まる優しい味わいのミルク鍋。鶏肉の旨味とほうれんそうの栄養が溶け込んだスープは、滋味深く、一口飲むごとにほっと安らぎます。長芋のほっくりとした食感と、レモンの爽やかな香りがアクセント。
材料
鶏もも肉 1枚(300g)
長芋 200g
たまねぎ 1/4コ(50g)
ほうれんそう 1ワ(180g)
にんじん 60g
レモンの皮(すりおろす) 適宜
塩
こしょう
片栗粉
米油
バター
【A】
熱湯 カップ2
牛乳 カップ3/4
顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中華風) 大さじ1
塩 1つまみ
作り方
- 長芋はよく洗って皮付きのままラップで包んで耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)に5~6分間かける。粗熱が取れたら、1cm厚さの半月形に切る。たまねぎは1cm角に切る。
- ほうれんそうは4cm長さに切る。にんじんは4cm長さの細切りにする。鍋に水とにんじんを入れて中火にかける。沸いたら1分間ゆで、ほうれんそうを加えてさらに30~40秒間ゆでる。ざるに上げて湯をきり、水で洗って水けを絞る。
- 鶏肉は一口大のそぎ切りにし、塩・こしょう各少々をふる。焼く直前に片栗粉大さじ1をまぶす。フライパンに米油小さじ1を中火で熱し、鶏肉を皮側を下にして並べ、ふたをして3分間焼く。上下を返してもう一度ふたをして2分間焼いて火を通す。
- ポイント
- 鶏肉に片栗粉をまぶし、肉のうまみが逃げないようにする。また、煮汁にとろみがつく。
- 鍋にバター10gと 1 のたまねぎを入れ、中火にかけて炒める。たまねぎがしんなりとしたら【A】を加える。煮立ったら 3 の鶏肉、 2 のほうれんそうとにんじん、 1 の長芋を食べたい分量を入れて温め、汁ごと器に取り分けて好みでレモンの皮をふる。
- ポイント
- しんなりするまで炒めると、たまねぎの甘みが出てきて煮汁がおいしくなる。
メモ
- 大原千鶴さんのレシピ (鶏とほうれんそうのミルク鍋)
鶏とほうれんそうのミルク鍋を美味しく作る3つの極意
鶏肉に片栗粉をまぶして旨味を閉じ込める
鶏肉に片栗粉をまぶすことで、表面に薄い膜を作り、肉汁が流れ出るのを防ぎます。これにより、鶏肉本来の旨味が鍋の中にしっかりと残り、スープ全体に深みを与えます。また、片栗粉が煮汁にとろみをつけるため、スープが具材によく絡み、より美味しくいただけます。
鶏肉を焼く前に、まんべんなく片栗粉をまぶすのがポイントです。
玉ねぎをバターでじっくり炒めて甘みを引き出す
玉ねぎをバターで炒めることで、玉ねぎに含まれる糖分がキャラメル化し、甘みと香りが増します。この甘みが、ミルク鍋の優しい味わいをより一層引き立てます。焦がさないように弱火でじっくりと炒め、玉ねぎがしんなりとして、ほんのり色づくまで炒めるのがポイントです。
炒め終わった玉ねぎは、鍋に入れる前に少し冷ますと、より甘みが増します。
ほうれんそうはサッと茹でて色鮮やかに
ほうれんそうは、茹ですぎると色が悪くなり、栄養も流出してしまいます。鮮やかな緑色を保ち、シャキシャキとした食感を残すために、沸騰したお湯でサッと茹でるのがポイントです。茹で時間は、30~40秒程度が目安です。茹で上がったらすぐに冷水に取り、水気を絞ることで、色止め効果もあります。
最後に鍋に入れることで、彩り豊かに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この鶏とほうれんそうのミルク鍋には、軽めの白ワインがよく合います。例えば、フランスのロワール地方で造られる「サンセール」や、イタリアの「ピノ・グリージョ」などがおすすめです。これらのワインは、フレッシュな酸味とミネラル感が特徴で、ミルク鍋のクリーミーな味わいを引き立ててくれます。
また、和食にも合うように作られている日本の甲州ワインも良いでしょう。鍋のレモンの風味とも相性が良く、爽やかな余韻を楽しめます。寒い夜には、温かいミルク鍋とワインで、心も体も温まるペアリングをぜひお試しください。
保存テクニックと温め直し方
残ったミルク鍋は、粗熱を取ってから冷蔵庫で保存してください。保存容器に入れる際は、スープと具材を分けて保存すると、味が落ちにくくなります。冷蔵保存で2日程度が目安です。再加熱する際は、焦げ付かないように弱火でゆっくりと温めてください。また、冷凍保存も可能です。
冷凍する場合は、スープと具材を別々の保存袋に入れて冷凍してください。冷凍保存で1週間程度が目安です。解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジで解凍してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
大原千鶴さん直伝の「鶏とほうれんそうのミルク鍋」は、鶏肉の旨味とほうれんそうの栄養がたっぷり詰まった、心温まる一品です。鶏肉を片栗粉でコーティングすることで旨味を閉じ込め、玉ねぎをバターで炒めて甘みを引き出すなど、大原さんの工夫が凝らされています。
長芋の食感とレモンの香りがアクセントになり、最後まで飽きずに楽しめます。調理も簡単で、普段料理をしない方でも手軽に作れるのが魅力です。寒い季節にはもちろん、一年を通して楽しめる優しい味わいのミルク鍋を、ぜひご家庭でお試しください。家族みんなで囲む食卓が、きっと笑顔で満たされるでしょう。
