テレビや雑誌でおなじみの人気料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、ボリューム満点で食卓の主役になる「豚肉のチーズロール」です。薄切りの豚しゃぶしゃぶ用肉を使って、たっぷりの野菜ととろけるチーズをくるくると巻き込んだ、見た目にも華やかな一品です。
中に巻き込むにんじん、ピーマン、えのきだけは、あらかじめ電子レンジで加熱しておくことで、生焼けを防ぎつつ、肉で巻いたときにきれいにまとまるのが嬉しいポイント。豚肉の旨みと野菜の甘み、そしてとろりと溶け出すチーズのコクが口の中で一体となり、一口食べればやみつきになる美味しさです。
味付けの決め手となるのは、粒マスタードを効かせた特製の甘辛しょうゆダレ。ごはんのおかずとしてはもちろん、冷めても味がしっかり馴染んでいるので、お弁当のおかずにもぴったりです。お子様から大人まで、家族みんなが喜ぶ大満足のメインディッシュを、ぜひご家庭でお試しください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】豚肉のチーズロールの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes11
minutes367
kcal26
minutesテレビや雑誌でおなじみの人気料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、ボリューム満点で食卓の主役になる「豚肉のチーズロール」です。薄切りの豚しゃぶしゃぶ用肉を使って、たっぷりの野菜ととろけるチーズをくるくると巻き込んだ、見た目にも華やかな一品です。
材料
スライスチーズ 3枚
豚肉(しゃぶしゃぶ用) 150~200g
にんじん(太いもの) 5cm
ピーマン 2コ
えのきだけ 1/2袋
塩 少々
小麦粉 少々
サラダ油 大さじ1/2
【A】
しょうゆ 大さじ1+1/2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
水 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
粒マスタード 大さじ1/2
作り方
- スライスチーズは半分に切り、それぞれ重ねる。にんじん、ヘタと種を除いたピーマンはともに細切りにする。えのきだけは根元を落として粗くほぐす。【A】は混ぜる。
- 耐熱皿ににんじん、ピーマン、えのきだけを並べ、塩をふる。ラップをして電子レンジ(600W)に1分30秒間かけ、ラップをはずして粗熱を取り、水けをきる。
- まな板にラップを大きく敷き、豚肉を縦に、少し重ねながら横幅が約25cmになるように並べる。肉の手前と両端を2cmほどあけて 1 のチーズを横に並べ、 2 をのせて手前から巻く。
- ポイント
- ラップを持ち上げるようにして、肉で具をきつめにクルクルと巻いていく。
- ラップをはずして両端の肉を内側に押し込み、表面に小麦粉をまぶす。直径24~26cmのフライパンにサラダ油を熱し、肉の巻き終わりから弱火で焼き、回しながら全体を7~8分間焼く。
- ポイント
- 肉の巻き終わりを下にして弱火で焼き、くっついたら回しながら全体を焼く。
- フライパンの油を拭いて【A】を加え、弱火で転がしながら2~3分間からめる。チーズロールを取り出して粗熱を取り、8等分の輪切りにして器に盛る。フライパンに残った汁を強火で少し煮詰めてかける。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (豚肉のチーズロール)
豚肉のチーズロールを美味しく作る3つの極意
レンジ加熱で具材をなじませる
豚肉で巻き込む前に、にんじん、ピーマン、えのきだけを電子レンジ(600W)で1分30秒加熱しておくことが、このレシピの大きなポイントです。事前に火を通すことで具材がしんなりとしてカサが減り、肉で巻く際に隙間なくきつく巻くことができます。
また、肉を焼く際の加熱時間だけで中までしっかりと火が通り、野菜の生焼けを防ぐ効果もあります。加熱後は必ず粗熱を取り、余分な水けをしっかり切ることで、後から絡めるタレの味が薄まらず、お肉にもピタッと密着して崩れにくくなります。
ラップを活用して隙間なく巻く
お肉で具材を巻く工程では、ラップをフル活用することが美しく仕上げるコツです。まな板の上にラップを大きく広げ、その上に豚肉を少しずつ重ねながら横幅約25cmになるように隙間なく並べます。手前と両端に2cmほどの余白を残してチーズと野菜をのせることで、巻いたときに具材が両端からはみ出るのを防ぎます。
巻き上げる際は、ラップごと持ち上げるようにして、少しきつめに力を入れながらクルクルと巻いていきましょう。このひと手間で、加熱中にお肉がバラバラに崩れることなく美しい断面になります。
巻き終わりを下にしてじっくり焼く
フライパンでお肉を焼く際の鉄則は、「巻き終わりを必ず下にして焼き始める」ことです。弱火でじっくりと加熱し、巻き終わりの部分のお肉がくっついてしっかりと閉じるまで動かさないのがコツです。ここがしっかりと固まれば、その後フライパンの中で転がしても崩れる心配がありません。
全体を7〜8分間かけて弱火でじっくりと回し焼きにすることで、豚肉の表面には香ばしい焼き色がつき、中のチーズがとろりととろける絶妙な仕上がりになります。最後に小麦粉をまぶしてあることで、タレがよく絡みます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この豚肉のチーズロールには、粒マスタードの酸味としょうゆベースの甘辛いタレが絡んでいるため、ワインを合わせるなら軽やかでフルーティーな赤ワインや、程よいコクのある白ワインがおすすめです。
赤ワインであれば、渋みが少なく果実味が豊かな「ピノ・ノワール」や「マスカット・ベーリーA」が、甘辛いタレと豚肉の旨みに優しく寄り添います。また、白ワインを選ぶなら、チーズのまろやかなコクやマスタードの風味と相性の良い、少し樽香のある「シャルドネ」がぴったりです。
ワイン以外であれば、キリッとした冷口の日本酒や、炭酸が爽快なハイボールも、豚肉の脂をすっきりと流してくれて相性抜群です。
保存テクニックと温め直し方
粗熱をしっかりと取ってから、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちの目安は2〜3日程度です。食べる際は、電子レンジで中心までしっかりと温め直すと、中のチーズが再びとろりと柔らかくなり美味しくいただけます。
お弁当に入れる場合は、汁気が漏れないようにフライパンでタレをしっかりと煮絡めておくことと、完全に冷ましてからお弁当箱に詰めることが傷みを防ぐ重要なポイントです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
きじまりゅうたさん直伝の「豚肉のチーズロール」は、お手頃な豚しゃぶしゃぶ用のお肉をごちそうに格上げしてくれる、頼もしいレシピです。たっぷりの野菜とチーズを巻き込むことで、ボリュームがアップするだけでなく、栄養バランスも良くなります。
粒マスタードをアクセントにした特製のタレは、ご飯が止まらなくなる魅惑の味わい。電子レンジでの下ごしらえや、ラップを使った巻き方の工夫など、失敗せずに美味しく作るための論理的なプロセスが詰まっています。
毎日の夕食のメインディッシュとしてはもちろん、お弁当のおかずや、お酒のおつまみ、さらにはおもてなしの席にも映える万能な一品ですので、ぜひ定番のレパートリーに加えてみてください。
