笠原将弘さんのレシピである「焼きさばのみそ煮」をご紹介します。定番の家庭料理であるさばのみそ煮ですが、笠原将弘さんの手にかかれば、さらに美味しく、そしてご家庭でも失敗なく作ることができる工夫が凝らされています。このレシピの大きな特徴は、煮る前にさばをサッと香ばしく焼き上げることです。
通常のみそ煮はそのまま煮汁に入れますが、一度フライパンで焼くことにより、魚特有のくさみをしっかりと抑えつつ、香ばしさが加わって奥深い味わいに仕上がります。
また、えのきだけをたっぷりと使うのも大切なポイントで、みその風味やさばの旨味をたっぷりと吸い込んだえのきだけが、さばの美味しさをさらに引き立ててくれます。和食の基本を大切にしながらも、ほぐし方や火入れのちょっとしたひと手間で仕上がりが格段に変わる、まさにプロの技が光る一品です。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のお供にもぴったりですので、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。笠原将弘さん直伝の本格的な和食の味わいを、ご家庭で存分にお楽しみいただける素晴らしいレシピです。
【笠原将弘さんのレシピ】焼きさばのみそ煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes8
minutes584
kcal18
minutes笠原将弘さんのレシピである「焼きさばのみそ煮」をご紹介します。定番の家庭料理であるさばのみそ煮ですが、笠原将弘さんの手にかかれば、さらに美味しく、そしてご家庭でも失敗なく作ることができる工夫が凝らされています。このレシピの大きな特徴は、煮る前にさばをサッと香ばしく焼き上げることです。
材料
さば(切り身/大) 2切れ(300g)
えのきだけ 1袋(100g)
しょうが(薄切り) 20g
サラダ油
【A】
酒 カップ1
水 カップ1
みそ 大さじ3
砂糖 大さじ3
しょうゆ 小さじ2
作り方
- えのきだけは根元のギリギリで切り落とし、くっついている部分を竹串でほぐしてフワッとさせる。さばは水けを拭く。【A】は混ぜ合わせる。
- ポイント
- 根元のギリギリで切り落とし、ブラシをかけるようにほぐす。和食の手法の一つで、かさが増えたように見えて見栄えがよくなる。
- フライパンにサラダ油大さじ1+1/2を中火で熱し、 1 のさばを皮側を下にして焼く。焼き色がついたら上下を返し、サッと焼く。
- ポイント
- さばは煮る前に焼くと、香ばしくなり、魚のくさみを感じにくくなる。
- フライパンの余分な脂を拭き取り、【A】を加えてひと煮立ちさせる。 1 のえのきだけ、しょうがを加え、アルミ箔(はく)をかぶせて弱火で5分間ほど煮る。さばに火が通り、煮汁がトロッとしたら器に盛る。
- ポイント
- えのきだけはさばと一緒に煮ると、煮汁を吸っておいしさアップ。ほかのきのこや、ねぎ、ピーマンなどもおすすめ。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (焼きさばのみそ煮)
焼きさばのみそ煮を美味しく作る3つの極意
えのきだけのほぐし方でボリューム感を演出
このレシピのポイントは、えのきだけの根元ギリギリを切り落とし、竹串などを使ってブラシをかけるようにフワッとほぐすことです。これは和食における手法の一つであり、ただ手で割いたときと比べて、かさが増したように見えて盛り付け時の見栄えが格段によくなります。
また、細かくほぐれることで、煮汁の味が均一に絡みやすくなるというメリットもあります。見た目の美しさと味わいの両方を向上させる、プロならではの細やかな工夫です。
煮る前に焼いて香ばしさをプラス
さばのみそ煮を作る際、通常はそのまま煮汁に入れて煮込みますが、このレシピではフライパンにサラダ油大さじ1と2分の1を中火で熱し、皮側からしっかりと焼き色をつけ、上下を返してサッと焼いてから煮るのがポイントです。さばを事前に焼くことで表面が香ばしくなり、さば特有のくさみを感じにくくなります。
さらに、余分な脂を拭き取ってからみそや調味料を加えることで、仕上がりが脂っこくならず、上品でコクのある煮汁になります。
えのきだけと一緒に煮込んで旨味をアップ
フライパンに調味料を加えてひと煮立ちさせた後、さばと一緒にえのきだけや薄切りのしょうがを加え、アルミ箔をかぶせて弱火で5分間ほど煮込むのがポイントです。えのきだけをさばと一緒に煮ることで、みその風味やさばの旨味が溶け出した煮汁をえのきだけがたっぷりと吸い込み、おいしさが大幅にアップします。
レシピではえのきだけを使用していますが、ほかのきのこ類や、ねぎ、ピーマンなどを一緒に煮込むのもおすすめされています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの「焼きさばのみそ煮」は、しっかりとしたみそのコクとさばの旨味、そして事前の焼きによる香ばしさが特徴的な一品です。この力強い味わいには、お酒のペアリングが非常によく合います。まず定番として合わせたいのが、ふくよかなお米の旨味が感じられる日本酒です。
純米酒や山廃仕込みなど、コクのあるタイプの日本酒は、みその発酵由来の風味と見事に調和し、さばの脂の甘みを引き立ててくれます。また、ワインを合わせる場合は、果実味が豊かで少しスパイシーなニュアンスを持つ赤ワインがおすすめです。
例えば、フランスのコート・デュ・ローヌ地方のシラーやグルナッシュを主体とした赤ワイン、あるいはチリ産のメルローなどは、みそのコクや焼いたさばの香ばしさをさらに際立たせてくれます。白ワインを選ぶなら、樽香が少しあるふくよかなシャルドネなどが良いでしょう。
和食の定番料理に様々なお酒を合わせて、豊かな食卓をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
調理後の「焼きさばのみそ煮」が余った場合は、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。粗熱がしっかりと取れてからフタを閉めるのが、美味しく保存するためのポイントです。冷蔵保存の目安は2日から3日程度となります。
時間が経つにつれてみその風味がさばやえのきだけに徐々に染み込んでいくため、作ってすぐとはまた違った味わいを楽しむことができます。温め直す際は、電子レンジを使用するか、鍋に移して弱火で焦げないようにゆっくりと加熱してください。煮汁が煮詰まりすぎないように注意しましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した笠原将弘さんの「焼きさばのみそ煮」は、家庭料理の定番でありながら、プロの細やかな技が光る素晴らしいレシピです。さばを煮る前にフライパンで一度焼いて香ばしさを引き出し、くさみを抑えるというひと手間で、いつものみそ煮がワンランク上の味わいへと昇華されます。
さらに、根元ギリギリで切り落としてフワッとほぐしたえのきだけが、旨味たっぷりの煮汁を吸い込み、食感と風味の両方で料理全体をしっかりと支えてくれます。
調味料もみそ、砂糖、しょうゆ、酒、水といったご家庭にある基本的なもので構成されており、アルミ箔をかぶせて弱火で5分間ほど煮るだけで手軽に作れるのも魅力です。ご飯がどんどん進むコク深い美味しさを、ぜひご自宅のキッチンで再現してみてください。
