今回ご紹介するのは、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「梅しそきゅうり巻き」です。日本の伝統的な味わいである梅干しと青じその爽やかな風味、そしてきゅうりのシャキシャキとした食感が絶妙にマッチする一品です。
ご家庭で手軽に作れる細巻きずしとして、日々のお食事にはもちろんのこと、お弁当のおかずやお酒の後の締めとしても大変喜ばれます。飛田和緒さんのレシピは、シンプルでありながら素材の持ち味を最大限に活かす工夫が随所に散りばめられています。
今回の梅しそきゅうり巻きでも、きゅうりの下処理や具材のバランスなど、ちょっとしたひと手間で驚くほど美味しく仕上がるポイントが詰まっています。すし飯さえ用意すれば、あとは具材を切って巻くだけという手軽さも魅力です。
忙しい日でもささっと作れて、食卓に彩りと季節感を添えてくれる、飛田和緒さんならではの心温まるレシピ。さっぱりとした味わいは、食欲がない時や暑い季節にもぴったりです。ぜひご自宅で体験してみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】梅しそきゅうり巻きの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食1
servings10
minutes20
minutes140
kcal30
minutes今回ご紹介するのは、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「梅しそきゅうり巻き」です。日本の伝統的な味わいである梅干しと青じその爽やかな風味、そしてきゅうりのシャキシャキとした食感が絶妙にマッチする一品です。
材料
すし飯 70~80g
焼きのり(全形) 1/2枚
青じそ(縦半分に切る) 1枚分
きゅうり(縦4等分にしたもの) 1本
梅干し 1/2コ分
作り方
- 1本につき、焼きのり(全形)1/2枚の上にすし飯70~80gを広げ、縦半分に切った青じそ1枚分と縦4等分にしたきゅうり1本(種の部分を包丁で除き、塩少々をまぶして5分間おき、水けを拭く)、ちぎった梅干し1/2コ分を細長くのせる。
- 手前から巻いて食べやすく切る。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (梅しそきゅうり巻き)
梅しそきゅうり巻きを美味しく作る3つの極意
きゅうりの種取りと塩もみで水っぽさを防ぐ
手順にある通り、きゅうりは縦4等分にした後に包丁で種の部分を丁寧に取り除き、塩少々をまぶして5分間おいてから水けを拭き取ります。この一手間が巻物を作る上での最大の極意です。
きゅうりの種周辺は水分が非常に多く、そのまま巻いてしまうと時間が経つにつれてすし飯や海苔に水分が移り、全体がべちゃっとした仕上がりになってしまいます。
種を除いて塩を振り、浸透圧で余分な水分を引き出してからしっかり拭き取ることで、きゅうり本来のシャキッとした心地よい歯ごたえだけを残すことができ、最後まで美味しくいただける美しい細巻きが完成します。
具材の配置と分量の黄金バランス
すし飯70〜80gに対して焼きのり半切1枚という分量は、細巻きを最も美しく、そして食べやすく仕上げるための黄金比です。すし飯を広げる際は、巻き終わりの海苔の端を少し残して均等に薄く広げることがポイント。
そして、縦半分に切った青じそ、下処理を済ませたきゅうり、ちぎった梅干し1/2個分を中央に細長く一直線にのせることで、切ったときの断面が美しくなります。
青じそと梅干しの風味がきゅうりを包み込むように配置することで、どこから食べても3つの素材の味が均一に口の中に広がり、一口ごとの満足感が格段に向上します。
巻く時の力加減と切り方のコツ
具材をのせたら、手前から奥に向かって一気に巻いていきます。このとき、力を入れすぎてギュッと握ってしまうと、すし飯の空気が抜けて固い食感になってしまうため、具材を包み込むように優しく、かつ形を整えるように巻くのがポイントです。
巻き終えたら、海苔がすし飯に馴染むまで少しだけ時間を置くと切りやすくなります。切る際は、包丁の刃を軽く濡れ布巾で湿らせてからスッと引くように切ると、お米が刃にくっつかず、美しい断面を保ったまま食べやすいサイズに切り分けることができます。食べる人の一口サイズを意識して丁寧に切り揃えましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんの「梅しそきゅうり巻き」は、梅干しの酸味と青じその清涼感、そしてきゅうりの爽やかな風味が特徴的な和の一品です。この繊細な味わいに合わせるなら、キリッと冷やした辛口の日本酒や、フルーティーでありながらスッキリとした酸味を持つ白ワインが非常によく合います。
ワインであれば、ニュージーランド産の「ソーヴィニヨン・ブラン」が特におすすめです。ハーブや柑橘類を思わせるソーヴィニヨン・ブランの香りが、青じその爽やかな香りと見事に同調し、梅干しの酸味をまろやかに包み込んでくれます。また、スペイン産のスパークリングワイン「カヴァ」も素晴らしい相性を見せます。
きめ細かい泡がすし飯のもっちり感ときゅうりのシャキシャキ感をリセットし、次の一口をさらに美味しく感じさせてくれます。お酒を飲まない場合は、温かいほうじ茶や、冷やした緑茶など、日本茶全般と間違いなく調和します。
保存テクニックと温め直し方
細巻きはずしは乾燥が大敵です。作ってからすぐに食べない場合は、切らずに1本丸ごとの状態で、全体をふんわりとラップで包んで乾燥を防ぎます。
すし飯は冷蔵庫の低温(4度以下)に入れるとでんぷんが老化して硬くポロポロになってしまうため、基本的には涼しい常温(冷暗所)で保存し、その日のうちに食べ切るのが最も美味しくいただく秘訣です。
どうしても冷蔵庫に入れる必要がある場合は、ラップで包んだ上からさらに新聞紙や厚手のタオルで包み、野菜室などの比較的温度が高い場所に入れ、食べる少し前に常温に戻すと硬くなるのをある程度防ぐことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した飛田和緒さんの「梅しそきゅうり巻き」は、シンプルながらも基本に忠実な下処理と絶妙な素材の組み合わせが光る素晴らしいレシピです。
きゅうりの種を取り除き、塩もみで余分な水分を抜くという丁寧な工程を経ることで、巻物全体が水っぽくなるのを防ぎ、時間が経ってもシャキッとした食感と美しい仕上がりを保つことができます。
すし飯の甘みと酸味、梅干しの塩気と旨味、青じその爽やかな香り、きゅうりの歯ごたえが一体となり、何度でも食べたくなるような飽きのこない味わいを生み出しています。おもてなしの席のシメの一品としてはもちろん、日常の食卓や行楽のお弁当にもぴったりです。
特別な道具や手に入りにくい食材は一切必要ありませんので、ぜひこの記事のポイントを参考にしながら、ご家庭で飛田和緒さんの美味しい細巻きづくりに挑戦してみてください。
