きじまりゅうたさんのレシピ「1合で新じゃがベーコンの炊き込みご飯」をご紹介します。フライパンひとつで手軽に作れる、春の香りとコクがたっぷり詰まった魅力的な一品です。
炊飯器を使わず、直径20cmのフライパンで1合分をサッと炊き上げるので、一人暮らしの方や、少人数での食事、ちょっとご飯が足りない時にも大活躍します。
新じゃがいもは皮が薄くて水分が多く、特有のホクホク感と香りが特徴ですが、そこにベーコンの濃厚な旨味とバターのコク、さらに黒こしょうのピリッとしたアクセントが加わることで、絶妙な味わいに仕上がります。
炊き込みご飯というと準備が大変なイメージがあるかもしれませんが、このレシピなら事前の浸水さえしっかりしておけば、あとはフライパンで火にかけて蒸らすだけと非常にシンプルです。
旬の新じゃがいもの美味しさを最大限に引き出し、ベーコンから滲み出る脂がお米の一粒一粒をコーティングする贅沢な味わいは、おかずがなくてもお箸が止まらなくなるほどの完成度です。きじまりゅうたさんのアイデアが光るこの絶品レシピを、ぜひご家庭のフライパンでそのまま再現してみてください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】1合で新じゃがベーコンの炊き込みご飯の作り方
Course: 主食Cuisine: 和食2
servings35
minutes21
minutes425
kcal56
minutesきじまりゅうたさんのレシピ「1合で新じゃがベーコンの炊き込みご飯」をご紹介します。フライパンひとつで手軽に作れる、春の香りとコクがたっぷり詰まった魅力的な一品です。
材料
米 180ml(1合)
新じゃがいも(小) 2コ(100~120g)
ベーコン(薄切り) 2枚(40g)
バター
黒こしょう(粗びき)
【A】
水 カップ3/4
塩 小さじ1/4
作り方
- 米は洗って水に約30分間つける。調味料を加えると米が浸水しにくくなるので、その前に米が白っぽくなるまでしっかり浸水させる。じゃがいもはよく洗って皮付きのまま1cm幅の半月形に切り、ベーコンは2cm幅に切る。
- 1 の米をざるに上げて水けをよくきり、フライパン(直径20cm)に入れる。【A】を加えて混ぜ、平らにする。バター10gをのせ、黒こしょう少々をふる。
- ベーコンとじゃがいもをそれぞれ重ならないように並べ、ふたをして中火にかける。煮立ったらごく弱火にして約10分間炊く。最後に約10秒間強めの中火にし、火を止める。
- ふたをしたまま7~8分間蒸らす。ふたを取り、サックリと混ぜる。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (1合で新じゃがベーコンの炊き込みご飯)
1合で新じゃがベーコンの炊き込みご飯を美味しく作る3つの極意
炊く前の「事前のしっかりとした浸水」がふっくらご飯の鍵
このレシピで絶対に外せない最初の重要なポイントは、米を洗ったあとに水で約30分間しっかりつける工程です。炊き込みご飯は調味料(今回は塩などのA)を加えた水分で炊き上げますが、塩分などが含まれた液体の中では米は水分を吸収しにくくなります。
そのため、調味料を加える前に米自体が白っぽくなるまで真水で十分に浸水させておくことが、ふっくらとした美味しいご飯を炊き上げる絶対条件となります。
このひと手間を省いてしまうと、芯が残った硬いご飯になってしまうため、必ず約30分という時間を守り、米が水分をたっぷり吸い込んだ状態にしてから次の工程に進むようにしてください。
フライパンの火加減と「最後の10秒」でおこげを作る
炊飯器ではなくフライパンを使って炊き上げる際、最も重要になるのが火加減のコントロールです。最初はふたをして中火にかけ、しっかりと煮立たせます。その後、ごく弱火に落として約10分間じっくりと炊き上げることで、米の芯まで熱と旨味を通します。
そして最大のポイントは、炊き上がりの最後に「約10秒間強めの中火にする」という手順です。この短時間の強火がフライパンの底に香ばしいおこげを作り出し、ベーコンとバターの焦げた香りを引き立てます。
この10秒間があるかないかで、炊き込みご飯の風味の豊かさと食感のアクセントが劇的に変わりますので、タイマーを使って見逃さないように仕上げてください。
食材の切り方と並べ方で均一な火通りと旨味の浸透を
新じゃがいもとベーコンの扱い方にも、美味しく仕上げるための明確な理由があります。新じゃがいもは皮が薄く香りが良いため、よく洗って皮付きのまま1cm幅の半月形に切ります。ベーコンは2cm幅に切ることで、ご飯と一緒にすくいやすく、存在感を残した仕上がりになります。
そして、これらをフライパンの米の上に並べる際は「それぞれ重ならないように並べる」ことが重要です。食材が重なると火の通りにムラができ、ベーコンから出る脂や旨味がご飯全体に均一に落ちていきません。
米の上にバターをのせ、その上に重ならないように具材を広げることで、加熱中に全ての旨味が下のご飯へと効率よく染み込んでいくのです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「新じゃがベーコンの炊き込みご飯」は、バターとベーコンの洋風なコクがありながらも、お米の甘みが引き立つ一品です。この料理には、スッキリとした酸味と果実味が特徴の辛口白ワインが非常によく合います。
例えば、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの冷えた白ワインを合わせることで、バターの濃厚さをワインの酸味がリフレッシュし、新じゃがいもの土の香りやベーコンの燻製香と美しく調和します。また、和の食卓として楽しむ場合は、ほうじ茶や玄米茶など、香ばしさのある日本茶もおすすめです。
ご飯のおこげの香ばしさと、お茶のロースト香が同調し、ホッと落ち着く組み合わせになります。おかずを添えるなら、酸味のあるトマトのサラダなどさっぱりした副菜を合わせると全体のバランスが整います。
保存テクニックと温め直し方
残った炊き込みご飯は、乾燥を防ぐために温かいうちに清潔な保存容器に移すか、1食分ずつラップでぴったりと包んで保存してください。冷蔵保存の場合は、風味が落ちやすいので翌日中には食べ切るようにします。それ以上保存する場合は、粗熱が取れたタイミングで冷凍庫に入れるのがおすすめです。
冷凍保存であれば約2週間から3週間程度は美味しく保つことができます。食べる際は、電子レンジでしっかりと加熱することで、バターの香りと新じゃがいものホクホク感がよみがえります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
きじまりゅうたさんのレシピ「1合で新じゃがベーコンの炊き込みご飯」は、フライパンひとつで手軽に作れる、旨味と香りが詰まった極上の主食です。米をしっかりと事前に浸水させる基本の手順を守ることで、調味料を入れてもふっくらとした仕上がりになります。
新じゃがいものホクホクとした食感、ベーコンの旨味、そしてバターの濃厚なコクが一体となり、黒こしょうのピリッとした刺激が味全体を引き締めます。最後の10秒間、強めの中火でサッと加熱することで生まれるおこげは、フライパン炊飯ならではの醍醐味です。
炊飯器を使わずに1合だけを素早く炊き上げるテクニックは、毎日の献立作りにおいて非常に実用的です。春の味覚である新じゃがいもの美味しさを堪能できるこのレシピを、ぜひご自宅のフライパンで再現してみてください。
