今回は、人気料理家であるケンタロウさんのレシピ「さけキムチ三平汁」をご紹介します。北海道の郷土料理として知られる三平汁を、ピリッと辛い白菜キムチと風味豊かなすりごまで絶妙にまとめた、大満足な一杯です。
塩鮭の旨味とキムチの酸味、そして大根や焼き豆腐といったたっぷりの具材が織りなすハーモニーは、一度食べたら忘れられない奥深い味わいを生み出します。特に寒い季節には、体の芯からポカポカと温まる至福のスープとして大活躍間違いなしのレシピです。手順はとてもシンプルで、具材を切って炒め、煮込むだけ。
特別な調理器具も不要で、手軽にご家庭で本格的な味わいを再現できるのが嬉しいポイントです。にらの鮮やかな緑色が食欲をそそり、仕上げに加えるすりごまがコクと香ばしさをプラスしてくれます。毎日の食卓の汁物としてはもちろん、具沢山なのでこれ一品でおかずとしても十分に成立するボリューム感も魅力です。
本格的な美味しさを、ぜひあなたのご家庭でもお試しください。
【ケンタロウさんのレシピ】さけキムチ三平汁の作り方
Course: 汁物Cuisine: 和食4
servings10
minutes25
minutes220
kcal35
minutes今回は、人気料理家であるケンタロウさんのレシピ「さけキムチ三平汁」をご紹介します。北海道の郷土料理として知られる三平汁を、ピリッと辛い白菜キムチと風味豊かなすりごまで絶妙にまとめた、大満足な一杯です。
材料
塩ざけ(切り身) 3切れ
大根 6cm
焼き豆腐 1/2丁
にら 1/2ワ
白菜キムチ(ザク切り) 200g
すりごま 大さじ3(白)
サラダ油 大さじ1
みそ 大さじ1/2~1
作り方
- 大根は1.5cm厚さのいちょう形に切り、焼き豆腐は水けをふいて横半分に切ってから縦1cm幅に切る。にらは5cm長さに切る。さけは水けをふいて、骨があったら除き、4等分に切る。
- 鍋を熱してサラダ油大さじ1をひき、さけを並べて強火でこんがりと焼く。水カップ4、大根を加え、沸いてきたら火を弱めてアクを取りながら、15分間煮る。
- ポイント
- さけにしっかりと焼き色をつけることで、魚のくせが取れ、スープに香ばしさが加わる。
- 焼き豆腐、白菜キムチを加えて3分間煮て、味をみながらみそ大さじ1/2~1を溶き入れ、にらを加えてサッと煮る。すりごまを加えて混ぜ、器に盛る。
メモ
- ケンタロウさんのレシピ (さけキムチ三平汁)
さけキムチ三平汁を美味しく作る3つの極意
鮭は強火でこんがりと焼き色をつける
このレシピの最大のポイントは、鍋にサラダ油をひいて塩鮭を強火でこんがりと焼く工程にあります。鮭にしっかりと焼き色をつけることで、魚特有の生臭さやクセが飛び、スープ全体に食欲をそそる香ばしさが加わります。
単に水から煮るのではなく、油で焼き付けるというひと手間を加えるだけで、汁物としてのコクと深みが格段にアップするのです。鮭の表面がカリッとするまで焼き目をつけることを意識すると、後から加える煮汁にも香ばしい旨味が溶け出し、ワンランク上の奥深い味わいに仕上がります。
アクを丁寧に引きながら15分間しっかり煮込む
鮭を香ばしく焼き上げた後、水と1.5cm厚さのいちょう形に切った大根を加えて煮込みますが、ここで沸騰してきたら火を弱め、アクを丁寧に取ることが重要です。魚や野菜から出るアクをしっかり取り除くことで、スープの雑味がなくなり、キムチやみその風味が引き立つクリアで洗練された味わいに仕上がります。
また、火を弱めて15分間じっくりと煮込むことで、大根が柔らかくなり、鮭の旨味が野菜の芯までしっかりと染み込みます。この時間を守ることで、具材同士の味が馴染み、一体感のある美味しい三平汁になります。
キムチとみその風味を最大限に生かす仕上げのタイミング
焼き豆腐と白菜キムチを加えた後の煮込み時間は3分間という短めの設定が絶妙です。キムチは煮込みすぎると酸味が飛び、特有のシャキシャキとした食感も失われてしまうため、短時間でサッと火を通すのが美味しく仕上げるコツです。さらに、味の決め手となるみそ(大さじ1/2~1)は、味を見ながら最後に溶き入れます。
みそは沸騰させすぎると風味が飛んでしまうため、溶き入れた後はにらを加えてサッと煮る程度にとどめることで、みそとすりごまの豊かな香りを存分に楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「さけキムチ三平汁」には、キムチの辛味や酸味、鮭の旨味に負けない、しっかりとした果実味のあるワインや、スッキリとした口当たりの飲み物がよく合います。特におすすめなのが、ほんのりと甘みを感じるロゼワインや、フルーティーな香りが特徴のオレンジワインです。
例えば、スペイン産のガルナッチャを使ったロゼワインは、キムチのスパイス感と見事に調和し、鮭のコクを優しく包み込んでくれます。また、ビールを合わせるなら、ホップの苦味が効いたIPA(インディア・ペールエール)よりも、小麦を使ったまろやかな味わいのヴァイツェンが、みそやごまの風味と相性抜群です。
ノンアルコールであれば、香ばしい風味がリンクする冷たい麦茶や、すっきりとした黒烏龍茶を合わせることで、濃厚なスープの余韻をさっぱりと楽しむことができます。ぜひ、お好みのペアリングを見つけてみてください。
保存テクニックと温め直し方
出来上がったさけキムチ三平汁が余った場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での目安は2〜3日程度です。
キムチやみその風味が日ごとに馴染んでまろやかになりますが、にらの色味や食感は落ちやすいため、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。温め直す際は、鍋に移して弱火でゆっくりと加熱し、みその風味が飛ばないように沸騰させすぎないようご注意ください。
冷凍保存は豆腐の食感が損なわれるため避けた方が無難です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
ケンタロウさんのレシピ「さけキムチ三平汁」は、塩鮭の旨味、キムチの酸味と辛味、そしてみそとすりごまのコクが見事に融合した、栄養満点でボリュームたっぷりの一品です。強火で鮭に焼き色をつけて香ばしさを引き出すという本格的なテクニックが、家庭のスープを格別な味わいへと引き上げてくれます。
大根や焼き豆腐に旨味がたっぷりと染み込み、シャキシャキとしたにらのアクセントが最後まで飽きさせません。白ご飯のお供としてはもちろん、寒い季節に体を芯から温めてくれる主役級の汁物として、日々の献立に大活躍してくれることでしょう。
切って炒めて煮るだけのシンプルな工程で、これほどまでに奥深い味わいが完成するのは驚きです。ぜひこのレシピをマスターして、ご家族で心温まる食卓のひとときをお楽しみください。
