今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「春菊じょうゆ」をご紹介します。春菊といえば鍋物の名脇役というイメージが強いかもしれませんが、笠原将弘さんのこのレシピでは、春菊が持つ独自の爽やかな香りとほろ苦さを最大限に活かし、万能なソースとして主役級の活躍を見せます。
松の実(またはカシューナッツ)を加えることでコクと香ばしさがプラスされ、和風のジェノベーゼソースのような奥深い味わいが生まれます。作り方も非常にシンプルで、茹でた春菊と調味料、だし汁をミキサーにかけるだけ。
お刺身に添えたり、冷奴にかけたり、焼いたお肉や白身魚のソテーに合わせたりと、普段のお料理の味わいを一段と引き上げてくれる魔法の調味料です。色鮮やかな緑色も食卓に華やぎを与えてくれます。毎日の献立作りに新しい風を吹き込んでくれる、笠原将弘さんの素晴らしいレシピをぜひご家庭でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】春菊じょうゆの作り方
Course: ソース・調味料Cuisine: 和食4
servings5
minutes2
minutes78
kcal7
minutes今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「春菊じょうゆ」をご紹介します。春菊といえば鍋物の名脇役というイメージが強いかもしれませんが、笠原将弘さんのこのレシピでは、春菊が持つ独自の爽やかな香りとほろ苦さを最大限に活かし、万能なソースとして主役級の活躍を見せます。
材料
春菊 1ワ(200g)
だし カップ1/2
【A】
松の実 15g(またはカシューナッツ(好みのもの)。)
サラダ油 大さじ1+1/2
うす口しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/4強
作り方
- 春菊は茎と葉に分ける。それぞれ熱湯で茎は1分間、葉は30秒間ほどゆで、湯をきって氷水に入れて冷ます。水けを絞り、ザク切りにする。
- ミキサーに 1 と【A】を入れ、だしを少しずつ加えながらかくはんし、なめらかなペースト状にする。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (春菊じょうゆ)
春菊じょうゆを美味しく作る3つの極意
茎と葉で茹で時間を変え、色鮮やかに仕上げる
このレシピで非常に重要なポイントは、春菊の茎と葉を分けて、それぞれに適切な茹で時間を設定することです。レシピにある通り、硬い茎は熱湯で1分間、柔らかい葉は30秒間ほど茹でるのが基本です。
一緒にお湯に入れてしまうと、葉が柔らかくなりすぎて色や香りが飛んでしまったり、逆に茎が硬いままになってしまい、ミキサーにかけたときの口当たりが悪くなります。
茹で上がったらすぐに氷水に入れて一気に冷ますことで、春菊の持つ鮮やかな緑色をしっかりと色止めすることができ、ペースト状にしたときに美しい仕上がりになります。
茹でた後の水けはしっかりと絞る
茹で上がって氷水で冷ました春菊は、水けを両手でしっかりと力強く絞ることが大切です。ここに余分な水分が残っていると、後から加えるだし汁や調味料の味が薄まり、せっかくの春菊の豊かな風味や松の実のコクがぼやけてしまいます。
ペースト状のソースを作る際、余分な水気は保存性を低下させる原因にもなりますので、ザク切りにする前にしっかりと水気を切りましょう。このひと手間を惜しまないことで、うす口しょうゆの塩味や砂糖の甘み、油のコクが春菊にピタッと絡み、濃厚でなめらかな春菊じょうゆが完成します。
だし汁は少しずつ加え、なめらかさを調整する
ミキサーでペースト状にする際、レシピ通りにだし汁(カップ1/2)を少しずつ加えながらかくはんすることが成功の秘訣です。一度にすべてのだし汁を入れてしまうと、ミキサーの中で空回りしてしまい、春菊や松の実が均一に粉砕されず、口当たりの粗い仕上がりになってしまうことがあります。
少しずつだし汁を足していくことで、材料が少しずつペースト状に馴染み、とろみのあるなめらかな状態を作り出すことができます。松の実から出る油分とサラダ油がしっかりと乳化し、クリーミーで色鮮やかなソースに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんのレシピであるこの「春菊じょうゆ」は、和風の食材だけでなく、洋風のお料理やワインとも素晴らしい相性を見せます。春菊の爽やかな香りとほろ苦さ、そして松の実のコクは、白ワインとのペアリングが特におすすめです。
例えば、青草やハーブのニュアンスを持つニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランを合わせると、春菊の風味と見事に同調し、爽快なマリアージュを楽しむことができます。
また、お料理に合わせるなら、淡白な白身魚(鯛やヒラメなど)のカルパッチョや、蒸し鶏のソースとして活用すると、食材の甘みが春菊じょうゆの旨味によって引き立ちます。茹でたパスタに絡めて、和風ジェノベーゼのようにしていただくのも絶品です。
保存テクニックと温め直し方
完成した春菊じょうゆは、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。風味や鮮やかな緑色を楽しむためにも、作ってから2〜3日以内を目安に使い切ることをおすすめします。
空気に触れると表面が酸化して色が黒っぽく変色してしまうことがあるため、保存容器の表面にぴったりとラップを密着させてからフタをすると、美しい色を長持ちさせることができます。使い切れない場合は、小分けにして冷凍保存も可能です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は笠原将弘さんのオリジナルレシピである「春菊じょうゆ」の作り方を詳しくご紹介しました。春菊を茹でてミキサーにかけるだけという手軽さでありながら、松の実やうす口しょうゆ、だし汁が絶妙なバランスで組み合わさることで、料亭のような本格的な味わいをご家庭で再現することができます。
茹で時間を茎(1分)と葉(30秒)で分けること、そして氷水で急冷して色止めをすることが、美しい仕上がりと滑らかな食感を生み出す重要なポイントです。肉料理から魚料理、さらには麺類まで幅広く活用できるこの万能調味料は、いつもの食卓を豊かに彩ってくれること間違いありません。
ぜひ様々な料理に合わせてお楽しみください。
