平野レミさんのレシピ「まるで角煮」をご紹介します。豚バラ肉を長時間コトコトと煮込んで作る本格的な角煮は美味しいですが、時間も手間もかかってしまうのが難点です。
しかし、今回ご紹介する平野レミさん直伝のこのレシピは、豚バラ肉の代わりに鶏ももひき肉と木綿豆腐を使ってふんわりとした肉だんごを作り、それをかつおだしでサッと煮るだけという画期的なアイデア料理です。
一番の驚きは、ブルーベリージャム、オイスターソース、しょうゆ、そして中華風のスパイスである八角を混ぜ合わせて電子レンジで加熱するだけで作れる特製ソースです。
このソースを肉だんごにかけることで、まるで豚バラ肉を長時間ゆっくりと煮詰めたような、奥深いコクととろみのある角煮そっくりの味わいが見事に再現されます。鶏肉と豆腐を使っているため、見た目のボリューム感に反してとても軽やかでヘルシーな仕上がりになるのも嬉しいポイントです。
たまねぎをすりおろして加えることで肉だんごがよりふんわりと柔らかくなり、彩りに添えるサッとゆでたチンゲンサイとの相性も抜群です。短い時間で手軽に作れるのに、食卓に出せば家族みんなが驚き、喜んでくれること間違いなしの素晴らしいレシピです。
ぜひ、今日の夕食のメインディッシュとして、平野レミさんの「まるで角煮」を作ってみてはいかがでしょうか。
【平野レミさんのレシピ】まるで角煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華4
servings15
minutes12
minutes271
kcal27
minutes平野レミさんのレシピ「まるで角煮」をご紹介します。豚バラ肉を長時間コトコトと煮込んで作る本格的な角煮は美味しいですが、時間も手間もかかってしまうのが難点です。
材料
チンゲンサイ 1株
かつおだし カップ7
ねぎ(青い部分) 1本分
【肉だんご】
鶏ももひき肉 400g
たまねぎ 50g
【A】
木綿豆腐 1/2丁(150g)
かたくり粉 大さじ1/2
酒 大さじ1/2
塩 小さじ1/3
【ソース】
ブルーベリージャム 大さじ4
しょうゆ 小さじ2
オイスターソース 小さじ2
かたくり粉 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
にんにく(薄切り) 4枚
八角 1~4かけ(星のような形から「スターアニス」とも呼ば れる中国風のスパイス。星形1コの1片が1かけ。香りが強いので、入れすぎに注意。)
作り方
- 鍋にかつおだしとねぎを入れ、強めの中火にかける。たまねぎはすりおろす。
- ボウルにひき肉とたまねぎを入れ、【A】を加えて手でよく練る。粘りが出たら、約30gずつ、だんご状に丸める。
- ポイント
- たまねぎは、すりおろして加えれば刻むより簡単。タネもふんわり。
- 1 のだしが煮立ったら、 2 の【肉だんご】を入れる。再び沸いたらアクを取り、約5分間火を通し、ねぎとともに取り出す。
- チンゲンサイは縦8等分に切り、 3 の鍋に加えてサッとゆでる。
- 【ソース】の材料を大きめの耐熱容器に入れてよく混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に2分間かける。鍋から取り出したねぎを包丁でたたき、そのうち大さじ2を加えて混ぜ合わせる。
- ポイント
- レンジでチンするだけなのに、ゆっくり煮詰めたようなとろみと味わい。
- 4 のチンゲンサイを取り出して汁けをきり、皿の縁に沿って並べる。【肉だんご】を中央に盛り、【ソース】をかける。
- ポイント
- 鍋に残った煮汁はスープに使う。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (まるで角煮)
まるで角煮を美味しく作る3つの極意
たまねぎはすりおろしてタネに加える
たまねぎを包丁で細かくみじん切りにするのではなく、すりおろして肉だんごのタネに加えるのがこのレシピの重要なポイントです。すりおろすことで、みじん切りにする手間と時間が省けるだけでなく、たまねぎの持つ豊かな水分と自然な甘みがタネ全体にムラなく均一に行き渡ります。
これにより、鶏ももひき肉と木綿豆腐を合わせたタネが、さらにふんわりと柔らかく仕上がり、口に入れた瞬間にほどけるような心地よい食感を生み出します。面倒な刻む手間を省きつつ、仕上がりのクオリティも大きく向上させる、手軽さと美味しさを両立した素晴らしい調理の工夫です。
電子レンジを活用して特製ソースを作る
豚バラ肉を長時間煮込む代わりに、電子レンジを使って短時間で奥深い味わいのソースを作るのがこのレシピの大きな特徴です。
ブルーベリージャムのフルーティーな甘みとほのかな酸味に、しょうゆやオイスターソースの濃厚な旨味、そして八角の甘くエキゾチックな香りが加わることで、まるでじっくりと煮詰めた本物の角煮のようなとろみとコクが生まれます。
材料を大きめの耐熱容器に入れてよく混ぜ合わせ、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで2分間加熱するだけでソースが完成するため、大幅な調理時間の短縮につながります。火を使わずに本格的な味わいが楽しめる、驚きのソースです。
だしで煮てアクを取り、すっきり仕上げる
肉だんごをフライパンで単に焼くのではなく、かつおだしとねぎを入れた鍋で煮ることで、肉の臭みを消しながら中までしっかりと火を通すことができます。だしが煮立ってから肉だんごを入れ、再び沸騰したタイミングで丁寧にアクを取り除くことで、雑味のないすっきりとした上品な味わいに仕上がります。
約5分間火を通すだけでお肉がふっくらと茹であがり、パサつく心配もありません。また、肉の旨味が溶け出し、ねぎの香りが移った鍋に残った煮汁は、捨てることなく美味しいスープとしても活用できる無駄のない調理法となっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
八角が豊かに香り、ブルーベリージャムのフルーティーな甘みとオイスターソースのコクが効いた中華風の甘辛いソースには、果実味が豊かで少しスパイシーなニュアンスを持つ赤ワインがよく合います。特におすすめなのは、フランスのローヌ地方で造られるシラーや、オーストラリアのシラーズです。
これらのワインが持つ黒こしょうのようなスパイシーな香りと濃厚な果実味が、八角の独特な風味やブルーベリージャムの甘みと見事に調和し、まるで角煮のようなコク深い味わいをさらに引き立ててくれます。また、少し軽やかに合わせたい場合は、フルーティーで渋みの少ないピノ・ノワールも非常に良い選択です。
ワインの程よい酸味が、鶏ひき肉と豆腐で作られた軽やかな肉だんごに優しく寄り添い、食卓をより華やかに彩ってくれます。
保存テクニックと温め直し方
余った場合は、肉だんごとソースを密閉できる清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。鶏ももひき肉と木綿豆腐を使用しているため、作ってから2日以内を目安になるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
再加熱する際は、電子レンジの加熱機能を使って温め直すか、鍋に移して焦げないように弱火でゆっくりと温めてください。また、茹でたチンゲンサイは時間が経つと色鮮やかさが失われ、食感も悪くなりやすいため、保存する場合は肉だんごとソースのみを保存するのが最適です。
チンゲンサイは食べる直前に新しく茹で直して添えると、作りたてのような美味しさを楽しむことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「まるで角煮」は、豚バラ肉を使わずに、鶏ももひき肉と木綿豆腐でふんわりとした柔らかな肉だんごを作り、特製のソースをかけることで本物の角煮のような味わいを再現する驚きの一品です。
手間や時間がかかるイメージの強い角煮ですが、たまねぎをすりおろしてタネに混ぜ込んでふんわりさせたり、電子レンジを活用して手軽にソースを作ったりと、美味しくスピーディーに仕上げるための工夫が随所に散りばめられています。
ブルーベリージャムやオイスターソース、八角を絶妙に配合したソースは、たった2分間のレンジ加熱でじっくり煮込んだような奥深いコクととろみを生み出します。見た目も豪華でボリューム満点でありながら、鶏肉と豆腐を使っているためヘルシーに仕上がっているのも大きな魅力です。
普段の家族の食卓はもちろん、ちょっとしたおもてなしの席でも喜ばれること間違いなしのレシピですので、ぜひご家庭でお試しください。
