今回は、テレビや雑誌などでも大人気の料理研究家、きじまりゅうたさんの「詰めない肉ピーマン」のレシピをご紹介します。ピーマンの肉詰めといえば、お弁当にも夕食のおかずにも大人気の定番メニューですが、ひき肉をこねて、ピーマンに一つずつ詰めていく作業は意外と手間がかかり、忙しい日には敬遠してしまいがちです。
また、焼いている途中で肉がピーマンからはがれてしまったり、中まで火が通っているか不安になったりと、失敗しやすいポイントもいくつかあります。そんな悩みを一気に解決してくれるのが、今回ご紹介する「詰めない肉ピーマン」です。
このレシピの最大の魅力は、その名の通り「ピーマンに肉を詰めない」という斬新なアプローチにあります。ひき肉をフライパンに直接広げてからピーマンをのせて焼くことで、成形の手間を省きながら、フライパンひとつで手軽にボリューム満点のおかずを完成させることができます。
薄く広げたお肉は短時間でしっかりと火が通り、ピーマンの食感も程よく残ります。さらに、とろけるチーズのコクと、甘辛い特製ダレが絡んでご飯が止まらない美味しさです。忙しい日の夕食作りを強力にサポートしてくれる、きじまりゅうたさんならではのアイデアが光るレシピを、ぜひご家庭でお試しください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】詰めない肉ピーマンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes380
kcal20
minutes今回は、テレビや雑誌などでも大人気の料理研究家、きじまりゅうたさんの「詰めない肉ピーマン」のレシピをご紹介します。ピーマンの肉詰めといえば、お弁当にも夕食のおかずにも大人気の定番メニューですが、ひき肉をこねて、ピーマンに一つずつ詰めていく作業は意外と手間がかかり、忙しい日には敬遠してしまいがちです。
材料
ピーマン(大) 2コ
合いびき肉 250g
パン粉 大さじ4
ピザ用チーズ 20g
レタス 適量
トマト 適量
塩 少々
小麦粉 大さじ1/2
【A】
みりん 大さじ1+1/2
水 大さじ1+1/2
しょうゆ 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ1/2
かたくり粉 小さじ1
作り方
- ボウルにひき肉と塩少々を入れ、粘りが出るまで練り混ぜ、パン粉を加えてさらに練る。直径20cmのフライパンに均一の厚さになるように敷き詰め、中火にかける。
- ポイント
- 薄くのばすことで早く火が通り、成形する手間もかからない。
- ピーマンはヘタと種を除いて7~8mm幅の輪切りにする。ポリ袋に入れて小麦粉大さじ1/2を加え、口を閉じてふり、全体にまぶしつける。
- 2 を 1 にのせて上から軽く押しつけ、チーズを散らす。ふたをして弱めの中火で3~4分間焼く。レタスはちぎって冷水にさらして水けをきり、トマトはくし形に切り、器に盛る。焼き上がった肉ピーマンをレタスの上に盛る。あいたフライパンをサッと拭いて混ぜ合わせた【A】を入れ、中火で混ぜながらとろみをつけ、肉ピーマンにかける。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (詰めない肉ピーマン)
詰めない肉ピーマンを美味しく作る3つの極意
ひき肉はフライパンに直接敷き詰めて薄くのばす
このレシピの最大のポイントは、ひき肉を一つずつ成形せず、フライパンの底全体(直径20cm程度)に均一の厚さになるよう直接敷き詰めることです。この方法をとることで、面倒な成形の手間を完全に省くことができるだけでなく、お肉が薄く均一に広がるため、短時間でしっかりと中まで火を通すことが可能になります。
生焼けの心配が減り、調理時間も大幅に短縮されるという一石二鳥のアイデアです。敷き詰める際は、焼きムラを防ぐために厚みをなるべく均等に整えるのが美味しく仕上げるコツです。
ピーマンには小麦粉をまぶして接着力を高める
輪切りにしたピーマンをひき肉の上にのせる前に、ポリ袋を使って全体に小麦粉(大さじ1/2)をしっかりとまぶしておくことが重要です。この小麦粉が糊の役割を果たし、下に敷き詰めたひき肉とピーマンがぴったりとくっつきやすくなります。
従来の肉詰めのように中に詰め込まなくても、お肉とピーマンがバラバラになりにくく、一体感のある仕上がりになります。ポリ袋を使うことで、少量の小麦粉でも無駄なく均一にまぶすことができ、洗い物も減らせるため非常に効率的で理にかなった手法です。
チーズをのせて蒸し焼きで旨味と一体感を出す
ひき肉の上に小麦粉をまぶしたピーマンをのせ、上から軽く押し付けた後にピザ用チーズを散らしてふたをし、弱めの中火で3〜4分間蒸し焼きにします。ふたをして蒸し焼きにすることで、ピーマンの水分とお肉の脂が循環し、ふっくらとジューシーに仕上がります。
さらに、上から散らしたチーズがとろけてピーマンとお肉を覆うことで、全体のまとまりが良くなり、コクと旨味が格段にアップします。香ばしく焼けたお肉と、とろけるチーズ、そして程よく食感が残ったピーマンの相性は抜群です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「詰めない肉ピーマン」は、お肉のジューシーな旨味とピーマンのほろ苦さ、そしてとろけるチーズのコクに、みりんとしょうゆ、ケチャップを効かせた甘辛いタレが絡む、非常に満足感の高い一品です。このしっかりとした味わいの料理には、程よい果実味と柔らかな渋みを持つ赤ワインがよく合います。
例えば、チリ産のメルローや、イタリアのモンテプルチアーノ・ダブルッツォなどの赤ワインがおすすめです。メルローのふくよかな果実味は、合いびき肉の旨味や甘辛いタレの味わいを優しく包み込み、チーズのまろやかな風味とも見事に調和します。
また、少し冷やした軽めのピノ・ノワールを合わせると、ピーマンの持つ青々しい風味やトマトの酸味とマッチし、食卓をより華やかに演出してくれます。ワインが苦手な方やビール党の方には、コクのあるペールエールや、スッキリとしたのどごしのラガービールも間違いのない組み合わせです。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても優秀な一品ですので、ぜひお好みのドリンクと一緒にお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
調理後の「詰めない肉ピーマン」が余った場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存期間の目安は約2〜3日です。食べる際は、電子レンジで中心部までしっかりと温め直すことで、美味しくお召し上がりいただけます。
ただし、温めすぎるとお肉が硬くなったり、ピーマンの色味や食感が損なわれたりすることがあるため、様子を見ながら加熱時間を調整してください。また、タレにとろみがついているため、冷めると固まりやすくなりますが、温め直すことで再びとろりとした状態に戻ります。
お弁当のおかずにする場合は、汁気を少し切ってから入れると安心です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、きじまりゅうたさんの「詰めない肉ピーマン」のレシピを詳しくご紹介しました。ピーマンの肉詰めという定番の家庭料理を、驚くほど手軽で失敗しにくい形に再構築した、まさに目からウロコのアイデアレシピです。
ひき肉をこねてフライパンに直接敷き詰め、その上に小麦粉をまぶしたピーマンとチーズをのせて焼くだけというシンプルな工程でありながら、見た目のボリューム感と味わいの深さは本格的です。
成形の手間を省くことで調理時間が大幅に短縮され、薄く広げることでお肉への火通りも早くなるため、忙しい平日の夕食作りのお助けメニューとして大活躍すること間違いありません。特製の甘辛ダレとチーズの組み合わせは、大人から子供まで幅広い世代に愛される味付けです。
付け合わせのレタスやトマトと一緒に盛り付けることで、彩りも栄養バランスも整った立派なメインディッシュが完成します。フライパン一つで手軽に作れるこのレシピを、ぜひあなたの定番レパートリーに加えてみてください。
