今回は、洗練された家庭料理で多くのファンを魅了する有元葉子さんのレシピ「ごぼうの卵とじ」をご紹介します。ごぼうという素朴な根菜が、有元葉子さんの手にかかると、上品で味わい深い一品へと仕上がります。
このレシピの大きな特徴は、ごぼうの豊かな風味を引き立てる出汁のバランスと、卵をふんわりと仕上げる絶妙な火入れのテクニックにあります。今回は卵2個に加えて卵黄1個分を贅沢にプラスすることで、コク深く濃厚な味わいと、目にも鮮やかな美しい黄色を実現しています。
さらに、仕上げに散らす実ざんしょうの水煮が心地よい刺激と爽やかな香りを添え、全体の味をピリッと引き締めてくれます。シンプルだからこそ、素材の持ち味を最大限に生かす知恵が詰まった有元葉子さん直伝の本格的な和食メニューです。
毎日の献立の主菜やおつまみとして、ぜひその極上の美味しさをご家庭で味わってみてください。
【有元葉子さんのレシピ】ごぼうの卵とじの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes178
kcal20
minutes今回は、洗練された家庭料理で多くのファンを魅了する有元葉子さんのレシピ「ごぼうの卵とじ」をご紹介します。ごぼうという素朴な根菜が、有元葉子さんの手にかかると、上品で味わい深い一品へと仕上がります。
材料
ごぼう 100g
卵 2コ
卵黄 1コ分
実ざんしょう(水煮) 適量
【A】
めんつゆ カップ3/4(全体備考参照。)
水 カップ1/4
みりん 大さじ1
作り方
- 卵と卵黄は溶きほぐす。
- 小さめのフライパン(直径20cm)に【A】と下ごしらえをしたごぼうを入れ、ふたをして中火にかける。煮立ったらふたを取り、約7分間煮る。
- 溶き卵を煮立っているところに回し入れる。ふたをして火を止め、そのまま3分間ほどおく。器に盛り、実ざんしょうを散らす。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (ごぼうの卵とじ)
ごぼうの卵とじを美味しく作る3つの極意
卵黄を1個分加えることで濃厚なコクを引き出す
このレシピでは、通常の全卵2個に加えて卵黄1個分を贅沢に使用することが重要なポイントです。卵黄をプラスすることで、仕上がりのコクと旨味が格段にアップし、ごぼうの強い風味に負けない濃厚な味わいを生み出すことができます。
また、卵黄の濃い黄色が加わることで、器に盛り付けた際の色彩が非常に鮮やかになり、おもてなしにもぴったりの上品なビジュアルに仕上がります。溶きほぐす際は白身と黄身が適度に混ざり合うように優しくほぐすのがコツです。
直径20cmのフライパンでふたをして約7分間じっくり煮る
小さめのフライパン(直径20cm)を使用することで、調味料がごぼう全体にしっかりと行き渡り、効率よく味を染み込ませることができます。めんつゆ、水、みりんを合わせた煮汁に下ごしらえをしたごぼうを入れ、ふたをして中火にかけます。
煮立ったらふたを取り、約7分間煮ることで、ごぼうの独特な歯ごたえを残しつつ、中心までしっかりと旨味を吸わせることができます。この加熱時間がおいしさを引き出す最適なバランスとなります。
溶き卵を回し入れたらふたをして火を止め3分間余熱で仕上げる
卵の食感を極上に仕上げるための最大のコツは、煮立っているところに溶き卵を回し入れた後の火加減にあります。卵を流し入れたらすぐにふたをして「火を止める」のがポイントです。そのまま余熱で3分間ほどおくことで、卵に火が入りすぎるのを防ぎ、ふんわりとした絶妙な半熟状の食感をキープすることができます。
完全に火を通しすぎないこのプロの技によって、口当たりのなめらかな素晴らしい卵とじが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ごぼうの大地を思わせる力強い風味と、甘辛いめんつゆ、そして濃厚な卵のコクが調和したこの一品には、日本の伝統的なお酒や上品なワインがよく合います。特におすすめなのが、ふくよかな米の旨味を感じられる日本酒の純米酒や特別純米酒です。
ぬる燗にすることで、ごぼうの香りがより一層引き立ち、卵の甘味と見事に調和します。ワインを合わせる場合は、樽熟成を軽めにしたリッチな味わいの白ワイン、例えばシャルドネや、日本の甲州ワインが素晴らしい相性を示します。
また、仕上げの実ざんしょうが持つ爽やかなピリッとした辛味と柑橘系の香りは、軽やかな赤ワインであるピノノワールとも互いの風味を引き立て合います。
保存テクニックと温め直し方
調理後はできるだけ早めにお召し上がりいただくのが一番美味しい状態ですが、保存する場合は完全に粗熱が取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存の目安は翌日中(約24時間以内)となります。
保存中にごぼうから水分が出て卵の食感が変化しやすいため、長期間の保存や冷凍保存は避けてください。温め直す際は、電子レンジで加熱しすぎると卵が固くなってボソボソしてしまうため、耐熱容器に移してふんわりとラップをかけ、弱めのワット数で少しずつ様子を見ながら人肌程度に温めるのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は有元葉子さん直伝の「ごぼうの卵とじ」の作り方をご紹介しました。
手に入りやすいごぼうと卵を使いながらも、卵黄を1個分加える贅沢な工夫や、直径20cmのフライパンを用いた的確な煮炊き、そして火を止めて余熱で3分間おくという緻密な火入れのテクニックによって、家庭料理とは思えないほど上品で洗練された一品に仕上がります。
仕上げに散らす実ざんしょうの水煮の爽快なアクセントも、全体の味の完成度をぐっと高めてくれる素晴らしい名脇役です。特別な道具を使わず、手順のポイントをしっかり押さえるだけで、ごぼうの豊かな食感とふんわりとした卵の旨味を最大限に楽しむことができます。
有元葉子さんのこだわりが詰まった極上の和食レシピを、ぜひ今夜の食卓に取り入れてみてください。
