いつも驚きと美味しさを届けてくれる料理愛好家、平野レミさんのレシピをご紹介します。今回ピックアップするのは、甘くねっとりとした焼き芋に、生姜の効いた鶏ひき肉の旨みたっぷりな和風あんをかけた「あんかけ焼き芋」です。
焼き芋といえばそのままおやつとして食べるのが定番ですが、平野レミさんの手にかかれば、立派なおかず、あるいは気の利いたお酒のお供へと大変身します。熱々のフライパンで香り高く炒めたみじん切りの生姜と鶏ひき肉に、醤油ベースの甘辛いあんを絡め、とろみをつけるのがポイント。
縦半分に切って器に盛ったホクホクの焼き芋に、その熱々のあんをたっぷりとかけ、さらにコク出しのバターを乗せるという至福の一皿です。仕上げに散らす爽やかなゆずの皮と細ねぎが、濃厚な味わいの中に心地よいアクセントを加えます。
手軽な材料でパパッと作れるのに、食卓に驚きと笑顔をもたらしてくれる、平野レミさんならではのアイデア光る絶品レシピをぜひご自宅で体験してみてください。
【平野レミさんのレシピ】あんかけ焼き芋の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes434
kcal15
minutesいつも驚きと美味しさを届けてくれる料理愛好家、平野レミさんのレシピをご紹介します。今回ピックアップするのは、甘くねっとりとした焼き芋に、生姜の効いた鶏ひき肉の旨みたっぷりな和風あんをかけた「あんかけ焼き芋」です。
材料
焼き芋(大) 1本
鶏ひき肉 100g
しょうが(みじん切り) 大さじ1(7g)
米油 小さじ2
水溶き片栗粉 大さじ1(片栗粉を同量の水で溶いたもの。)
バター(細かく切る) 10g
細ねぎ 適量
ゆずの皮(すりおろす) 適量
【A】
水 150ml
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1強
作り方
- フライパンに米油を熱し、しょうがを香りが出るまで炒める。
- 1 にひき肉を加えて炒め、【A】を加えて水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 縦半分に切り込みを入れた焼き芋を器に盛り、 2 のあんをかけてバターをのせる。仕上げにゆずの皮、ねぎを散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (あんかけ焼き芋)
あんかけ焼き芋を美味しく作る3つの極意
生姜の香りを油にしっかり移す
フライパンに米油を熱し、みじん切りにした生姜を炒める際、しっかりと香りが出るまでじっくりと火を通すことがこのレシピの大きなポイントです。鶏ひき肉の臭みを消すだけでなく、あん全体に生姜の爽やかな風味が行き渡り、甘い焼き芋とのコントラストが際立ちます。
焦がさないように注意しながら、油に生姜の香りをしっかりと移すことで、ただ甘いだけではない、奥深い和風の味わいを生み出すことができます。この一手間が、全体の味の輪郭をくっきりとさせる重要な役割を担っています。
水溶き片栗粉でとろみをつけて旨みを閉じ込める
鶏ひき肉を炒めて調味料である水、酒、しょうゆを加えた後、水溶き片栗粉でとろみをつける工程は、美味しさを逃さないための重要なステップです。とろみをつけることで、鶏肉の旨みが溶け出した煮汁があんとしてまとまり、焼き芋にしっかりと絡むようになります。
サラサラの汁のままだと焼き芋に味が乗りにくいため、片栗粉と同量の水で溶いたものを少しずつ加え、ダマにならないように混ぜながら適切なとろみ加減に調整してください。熱々のあんが焼き芋を優しく包み込みます。
バターとゆずの皮で風味のアクセントを加える
器に盛った焼き芋に熱々のあんをかけた後、細かく切ったバターをのせ、仕上げにすりおろしたゆずの皮と細ねぎを散らす手順が、この料理を格上げする秘訣です。熱でじんわりと溶け出すバターの塩気とコクが、焼き芋の自然な甘みと醤油ベースの和風あんを見事に調和させます。
さらに、ゆずの皮の柑橘系ならではの爽やかな香りが加わることで、濃厚でありながらも後味が重くなりすぎず、最後まで飽きずに食べ進めることができます。香りとコクの絶妙なバランスを楽しんでください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「あんかけ焼き芋」は、焼き芋の甘み、鶏肉の旨み、生姜の風味、そしてバターのコクが複雑に絡み合う一皿です。この豊かな味わいには、少し樽を効かせた白ワインがよく合います。例えば、カリフォルニアやチリ産の「シャルドネ」はいかがでしょうか。
樽熟成に由来するバニラやバターのような香ばしいニュアンスが、トッピングの溶けたバターや焼き芋の甘香ばしさと見事にリンクします。また、和風の醤油ベースのあんや生姜の風味に寄り添うなら、軽めの赤ワインである「ピノ・ノワール」もおすすめです。
出汁のような旨みを持つピノ・ノワールは、鶏ひき肉の醤油あんの味わいを優しく引き立ててくれます。日本酒であれば、お米の甘みと旨みがしっかりと感じられる「純米酒」をぬる燗にして合わせると、焼き芋のホクホクとした食感と相まって、心温まる至福のマリアージュをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
作った「あんかけ焼き芋」は、できれば出来立ての熱々のうちにお召し上がりいただくのが一番美味しいですが、余ってしまった場合は冷蔵庫で保存が可能です。粗熱がしっかりと取れてから、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存の目安は翌日までとなります。
再度温める際は、電子レンジを使用すると焼き芋がパサつくことがあるため、耐熱皿に移してふんわりとラップをし、様子を見ながら加熱してください。バターの風味やゆずの香りは飛んでしまいやすいため、温め直した後に再度少しだけ乗せると風味が蘇ります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんによる「あんかけ焼き芋」は、普段はおやつとして親しまれている焼き芋を、立派なおかずやお酒のお供へと昇華させる驚きのレシピです。甘くホクホクの焼き芋に、生姜の香りが食欲をそそる鶏ひき肉の特製和風あんをたっぷりと絡めることで、甘味と塩味の絶妙なバランスが口いっぱいに広がります。
さらに、トッピングのバターが溶け出すことでリッチなコクが加わり、すりおろしたゆずの皮と細ねぎが爽やかなアクセントとして全体を見事に引き締めています。フライパン一つであんを作り、焼き芋にかけるだけという手軽さも魅力。
いつもの焼き芋とは一味違う、新鮮な驚きと美味しさが詰まった一品を、ぜひ今日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
