平野レミさんのレシピ「なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒め」をご紹介します。このレシピは、普段は捨ててしまいがちな「なすの皮」や「ヘタ」まで、なす3本を余すところなく丸ごと使い切る、環境にもお財布にも優しい素晴らしいアイデア料理です。
メインとなる「なすのまる裸」は、ピーラーで皮をむいて電子レンジで加熱し、冷蔵庫でしっかりと冷やすことで、とろけるような食感とさっぱりとした味わいを楽しめます。おろししょうがや花椒油(またはごま油)を効かせた特製のタレが、冷たいなすにしっかりと絡み、食欲をそそります。
そして、むいた皮は赤とうがらしとナムプラーでエスニック風の「皮ったきんぴら」に、切り落としたヘタはちりめんじゃこと一緒に甘辛く炒めた「ヘタの上手炒め」へと大変身します。1つの食材から全く異なる3つの味わいのおかずが同時に完成するという、驚きと喜びに満ちた平野レミさんのレシピです。
ぜひご家庭で、なすの新しい魅力を発見してみてください。
【平野レミさんのレシピ】なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒めの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食3
servings15
minutes15
minutes90
kcal30
minutes平野レミさんのレシピ「なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒め」をご紹介します。このレシピは、普段は捨ててしまいがちな「なすの皮」や「ヘタ」まで、なす3本を余すところなく丸ごと使い切る、環境にもお財布にも優しい素晴らしいアイデア料理です。
材料
【なすのまる裸】
なす 3本(450g)
【A】
酢 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
おろししょうが 小さじ1
砂糖 小さじ1/4
細ねぎ(小口切り) 大さじ6(25g)
花椒(ホワジャオ)油 小さじ1(またはごま油。)
【皮ったきんびら】
なすの皮 70g
サラダ油 大さじ1
赤とうがらし(輪切り) 1/2本分
水 大さじ2
ナムプラー 小さじ2/3
砂糖 小さじ1/2
白ごま 適量
【ヘタの上手炒め】
なすのヘタ 50g
ごま油 大さじ1/2
ちりめんじゃこ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
水 50ml
作り方
- なすはヘタを取り、ピーラーで皮をむく。丸ごと10分間水につける。皮は、【皮ったきんぴら】で使用。ヘタは、【ヘタの上手炒め】で使用。
- 1 のなすはラップに包んで、電子レンジ(600W)に4分間かける。途中、向きを変えてむらなくレンジにかける。取り出し、ラップのまま粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷ます。
- 冷えたなすを器に盛り、合わせた【A】をかける。
- フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、赤とうがらし(輪切り)1/2本分と食べやすい長さに切ったなすの皮70gを炒め、水大さじ2を入れふたをして少し蒸し焼きにする。ナムプラー小さじ2/3、砂糖小さじ1/2を加え、さっとあえたら器に盛り、白ごまをふる。
- なすのヘタ50gは細切りにし、ごま油大さじ1/2で炒める。ちりめんじゃこ大さじ1を加え、しょうゆとみりん各小さじ1、水50mlを加え、煮きる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒め)
なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒めを美味しく作る3つの極意
なすを丸ごと水につけてアクを抜く
なすはピーラーで皮をむいた後、切らずに丸ごと10分間水につけてアク抜きをするのがこのレシピの大切なポイントです。皮をむいたなすは空気に触れるとすぐに変色してしまいますが、すぐに水につけることで美しい色合いを保つことができます。
また、アクをしっかりと抜くことで、なす特有のエグみが取れ、電子レンジで加熱した際によりすっきりとした上品な味わいに仕上がります。中まで水分が浸透することで、レンジ加熱時のふっくらとした仕上がりにも繋がります。
電子レンジ加熱は途中で向きを変える
「なすのまる裸」を作る際、ラップに包んだなすを電子レンジ(600W)で4分間加熱しますが、この時「途中で向きを変えてむらなくレンジにかける」という手順が極めて重要です。電子レンジは庫内の場所や食材の形状によってマイクロ波の当たり方が異なり、加熱ムラが生じやすくなります。
途中で一度取り出してなすの上下や向きを返すことで、全体に均一に熱が入り、一部だけ固いままだったり、逆に加熱されすぎてしぼんでしまったりするのを防ぎ、全体がとろけるような均一な柔らかさに仕上がります。
皮とヘタはそれぞれの特性に合わせた味付けで炒める
余りがちな皮とヘタを無駄なく使い切る際、それぞれの部位の食感に合わせた調理法が採用されています。皮は少し硬さがあるため、水大さじ2を加えてふたをし、少し蒸し焼きにすることで柔らかく食べやすくなります。ナムプラーと赤とうがらしのパンチの効いた味付けが皮の風味によく合います。
一方、ヘタの部分は細切りにしてごま油で炒め、ちりめんじゃこの旨味と醤油・みりんの甘辛い水分(水50ml)をしっかり煮きることで、コリコリとした食感が楽しい佃煮風の美味しい一品に生まれ変わります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒め」には、すっきりとした酸味と果実味が特徴の白ワインや、軽めのロゼワインがよく合います。特におすすめなのは、ニュージーランド産の「ソーヴィニヨン・ブラン」です。
なすのまる裸にかけるおろししょうがや酢の効いたさっぱりとしたタレ、そして皮ったきんぴらのナムプラーの風味は、ソーヴィニヨン・ブランが持つ柑橘系やハーブのような爽やかなアロマと素晴らしい相性を示します。また、ヘタの上手炒めの甘辛い醤油味には、少し冷やした日本の「甲州」ワインもぴったりです。
3つの異なる味わいを持つ料理なので、それぞれの風味を邪魔せず、口の中をリフレッシュさせてくれる辛口のワインを選ぶのがポイントです。
保存テクニックと温め直し方
「なすのまる裸」は、調理後にラップに包んだまま粗熱を取り、冷蔵庫でしっかりと冷やしてからタレをかけるため、作ってすぐに食べるのが最も美味しいですが、冷蔵庫で半日程度であれば美味しく保存できます。
「皮ったきんぴら」と「ヘタの上手炒め」は、しっかりと火を通し、味が濃いめに仕上がっているため、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保管すれば、2〜3日程度は日持ちします。常備菜やお弁当のおかずとしても重宝します。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「なすのまる裸・皮ったきんぴら・ヘタの上手炒め」は、なすという身近な食材のポテンシャルを最大限に引き出す、驚きと喜びに満ちたレシピです。
なすの柔らかい身はとろけるような冷菜に、むいた皮はナムプラー香るエスニック風のきんぴらに、そして普段は捨ててしまうヘタの部分は旨味たっぷりの炒め物にと、見事な変化を遂げます。たった3本のなすが、それぞれ全く異なるアプローチで3つの立派なおかずに変身するアイデアは圧巻です。
食材を一切無駄にしないという環境への配慮だけでなく、一度の調理で食卓のバリエーションが一気に豊かになる実用性も兼ね備えています。電子レンジやフライパンを駆使した手軽な調理工程で、忙しい日の献立にも大活躍間違いなしの素晴らしい一品です。
