今回は、料理研究家・大原千鶴さんのご家庭で親しまれている「大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい」のレシピをご紹介します。アク抜きしたとちの実を混ぜ込んだ香ばしい栃餅と、丁寧に煮込まれた自家製粒あんの組み合わせは、格別な味わいです。
ぜんざいというと、お正月などの特別な日に食べるイメージがあるかもしれませんが、大原さんのレシピは、日常のちょっとした贅沢にもぴったり。手作りの温かさが心にも染み渡る、そんな一品です。ぜひ、大原さん直伝のレシピで、ご家庭で本格的なぜんざいを楽しんでみてください。
とち餅の香ばしさと、小豆の優しい甘さが織りなす、至福のひとときをお届けします。寒い季節にはもちろん、一年を通して楽しめる、とっておきのぜんざいです。
【大原千鶴さんのレシピ】大原家の栃餅(とちもち)ぜんざいの作り方
Course: デザートCuisine: 和食6
servings15
minutes1
hour5
minutes280
kcal80
minutes今回は、料理研究家・大原千鶴さんのご家庭で親しまれている「大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい」のレシピをご紹介します。アク抜きしたとちの実を混ぜ込んだ香ばしい栃餅と、丁寧に煮込まれた自家製粒あんの組み合わせは、格別な味わいです。
材料
とち餅(小) 6コ(アク抜きをしたとちの実をもち米に混ぜた餅。)
【粒あん】
小豆(乾) 150g
水 1リットル
きび糖 120g
塩 小さじ1/3
作り方
- 小豆は水でサッと洗い、分量の水と一緒に鍋に入れる。
- 鍋を中火にかけ、沸いたらアクを取り除く。
- 水分の蒸発を避けるためにふたをずらしてかけ、弱火で50分間ほど煮る。途中、水分が減り、小豆が煮汁から出るようであれば差し水をする。
- ふたを取って小豆を1粒取り出し、指でつぶれるくらいの柔らかさになっているか確かめる。このとき、煮汁が多ければ中火にして水分をとばし、足りなければ水を足して、ヒタヒタの水加減に調整する。
- 弱火のまま、きび糖と塩を加える。
- 7~10分間煮詰め、しゃもじで混ぜたときに鍋底が見えるようになったら火を止める。
- オーブントースターにとち餅を並べ、こんがりとするまで5分間ほど焼く。そのまま5分間おいて余熱で中まで火を通す。椀(わん)にとち餅を入れ、【粒あん】適量をかける。
メモ
- 大原千鶴さんのレシピ (大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい)
大原家の栃餅(とちもち)ぜんざいを美味しく作る3つの極意
小豆は丁寧にアク抜きを
小豆を煮る際、沸騰後に丁寧にあくを取り除くことで、雑味のないすっきりとした味わいのぜんざいに仕上がります。アクは小豆の風味を損なう原因となるため、根気よく取り除くことが大切です。アクを取り除くことで、小豆本来の優しい甘さが引き立ち、上品な味わいのぜんざいになります。
また、煮汁も澄んだ色になり、見た目も美しく仕上がります。
弱火でじっくり煮込む
小豆を煮る際は、必ず弱火でじっくりと時間をかけて煮込むことが重要です。強火で煮ると、小豆が煮崩れてしまい、食感が悪くなってしまいます。弱火でゆっくりと煮込むことで、小豆がふっくらと柔らかくなり、口の中でとろけるような食感になります。また、小豆の風味もより豊かになり、ぜんざい全体の味わいが深まります。
焦らず、じっくりと時間をかけて煮込むことが、美味しいぜんざいを作る秘訣です。
栃餅はオーブントースターで香ばしく
栃餅は、オーブントースターでこんがりと焼き上げることで、外はカリッと、中はモチモチとした食感になり、ぜんざいの風味と食感のアクセントになります。焼くことで栃餅の香ばしさが増し、ぜんざい全体の風味を引き立てます。焼き加減はお好みで調整できますが、焦げすぎないように注意しましょう。
焼きたての栃餅をぜんざいに入れることで、より一層美味しくいただけます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このぜんざいには、温かいほうじ茶や緑茶はもちろんのこと、意外な組み合わせとして、軽めの赤ワインもおすすめです。特に、日本のブドウ品種であるマスカット・ベーリーAを使用した、軽やかでフルーティーな赤ワインは、ぜんざいの甘さと小豆の風味を引き立てます。
冷やして飲むことで、すっきりとした後味になり、ぜんざいの甘さを和らげてくれます。また、デザートワインとして、貴腐ワインやアイスワインなども、ぜんざいの風味と調和し、贅沢なひとときを演出してくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
ぜんざいは、粗熱を取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存で2~3日程度日持ちします。栃餅は、焼かずに冷凍保存することも可能です。冷凍する場合は、1個ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて保存してください。食べる際は、自然解凍してからオーブントースターで焼いてください。
冷蔵・冷凍保存する際は、必ず清潔な容器を使用し、早めに食べきるようにしましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
大原千鶴さん直伝の「大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい」は、家庭で手軽に本格的なぜんざいが楽しめるレシピです。丁寧にアク抜きした小豆を弱火でじっくり煮込み、香ばしく焼き上げた栃餅と合わせることで、至福の味わいが生まれます。小豆の優しい甘さと栃餅の香ばしさが絶妙に調和し、心温まる一品です。
お正月などの特別な日はもちろん、日常のちょっとした贅沢にもぴったり。手作りの温かさが心にも染み渡ります。ぜひ、大原さんのレシピで、ご家庭で本格的なぜんざいを楽しんでみてください。温かいお茶と一緒に、ゆっくりと味わうのがおすすめです。
