今回は、テレビや雑誌で大人気の料理家・ケンタロウさんのレシピ「アンチョビきのこスープ」をご紹介します。きのこの旨味とアンチョビの深いコクが絶妙に絡み合う、風味豊かな絶品スープです。しめじやまいたけといった秋の味覚をたっぷりと使い、じゃがいものホクホクとした食感が満腹感をプラスしてくれます。
にんにくとオリーブオイルの香ばしい香りが食欲をそそり、ひとくち飲めば体中が温まること間違いありません。アンチョビはそのまま食べるだけでなく、スープの出汁や調味料として使うことで、料理全体の味をぐっと引き締めてくれる優秀な食材です。
ケンタロウさんならではの、シンプルながらも素材の持ち味を最大限に引き出す調理法が光るこのスープは、パンを添えて朝食や軽いランチにしても良し、ディナーのサイドメニューとしても大活躍します。手順も非常にシンプルで、ご家庭にある基本的な調理器具で手軽に作れるのも嬉しいポイントです。
ぜひ、ケンタロウさん直伝の本格的な味わいを、ご自宅の食卓でお楽しみください。
【ケンタロウさんのレシピ】アンチョビきのこスープの作り方
Course: スープCuisine: 洋食4
servings10
minutes20
minutes145
kcal30
minutes今回は、テレビや雑誌で大人気の料理家・ケンタロウさんのレシピ「アンチョビきのこスープ」をご紹介します。きのこの旨味とアンチョビの深いコクが絶妙に絡み合う、風味豊かな絶品スープです。しめじやまいたけといった秋の味覚をたっぷりと使い、じゃがいものホクホクとした食感が満腹感をプラスしてくれます。
材料
アンチョビ(フィレ) 20枚
じゃがいも 2コ
しめじ 1パック
まいたけ 1パック
にんにく 3かけ
細ねぎ(小口切り) 適量
オリーブ油 大さじ2
塩
黒こしょう(粗びき)
水 カップ4
作り方
- じゃがいもは皮をむき、1cm角に切って水に5分間さらす。しめじは石づきを落として粗みじん切りに、まいたけ、アンチョビも粗みじん切りにする。にんにくはみじん切りにする。
- 鍋を熱してオリーブ油をひき、にんにくを弱火で炒める。色づいてきたらアンチョビを加えて炒め、なじんだら、きのこ、じゃがいもを加えて強火で炒める。
- きのこがしんなりしたら水、塩小さじ1/4を加え、沸いてきたら火を弱め、アクを取りながら15分間煮る。
- ポイント
- アンチョビときのこの味がしっかり出たところで、水を加える。
- 味をみて、足りなければ塩・黒こしょう各少々で調え、器に盛る。細ねぎを散らし、黒こしょう少々をふる。
メモ
- ケンタロウさんのレシピ (アンチョビきのこスープ)
アンチョビきのこスープを美味しく作る3つの極意
アンチョビをオイルでしっかり炒めて旨味を引き出す
鍋にオリーブオイルをひき、弱火でにんにくの香りを引き出した後、粗みじん切りにしたアンチョビを加えて炒めるのがこのレシピの最大のポイントです。アンチョビをただ煮るのではなく、熱した油でしっかりと炒めることで、魚特有の生臭さが飛び、凝縮された深い旨味と香ばしさが油に溶け出します。
この「旨味オイル」が、後から加えるきのこやじゃがいも全体にコーティングされることで、スープ全体の味わいのベースが完成します。色づくまでじっくりと炒める工程を省かず、油となじませることを意識してください。
きのこを強火で炒めて風味を閉じ込める
にんにくとアンチョビの風味が油に移ったところで、しめじ、まいたけ、じゃがいもを加え、今度は強火で一気に炒め合わせます。きのこ類は火を通す過程で水分が出やすい食材ですが、強火でサッと炒めることで表面に香ばしさをまとい、旨味と香りを内側に閉じ込めることができます。
また、アンチョビの塩気と旨味がきのこにしっかりと絡むため、ここで十分に炒めて味をなじませてから水を加えることが重要です。きのこがしんなりとするまで手を止めず、焦げ付かないように注意しながら炒めてください。
アクを丁寧に取りながら15分間煮込む
水と塩小さじ1/4を加えて沸騰した後は、火を弱めて15分間じっくりと煮込みます。この煮込み時間の間に、じゃがいもが柔らかくなり、きのこやアンチョビからスープに豊かな出汁が溶け出します。大切なのは、沸いてきたタイミングで表面に浮いてくるアクをこまめにすくい取ることです。
きのこやじゃがいもから出るアクをそのままにしておくと、スープの仕上がりが濁ったり、えぐみが出たりしてしまいます。クリアで雑味のない洗練された味わいに仕上げるために、このアク取りのひと手間を惜しまないでください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ケンタロウさんのレシピで作る「アンチョビきのこスープ」には、豊かな旨味と程よい塩気があるため、ワインを合わせるなら軽やかで果実味のある白ワインがぴったりです。
例えば、イタリア産の「ピノ・グリージョ」や、フレッシュな酸味が特徴の「ソーヴィニヨン・ブラン」などが、アンチョビの風味ときのこの土の香りを美しく引き立ててくれます。また、スープのコクに合わせて、少し樽香のある「シャルドネ」を選ぶのもおすすめです。
ワイン以外であれば、バゲットやカンパーニュなどのハード系のパンを添えるのが王道です。スープにパンを浸して、旨味たっぷりのスープを余すことなく味わうスタイルは格別です。休日のブランチや、ディナーの前菜として、ぜひお気に入りのドリンクやパンと一緒に豊かなひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
出来上がったスープが余った場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちは2〜3日程度が目安です。翌日はじゃがいもときのこにスープの旨味がさらに染み込み、ひと味違った奥深い味わいを楽しむことができます。
温め直す際は、鍋に移して弱火でじっくりと加熱するか、電子レンジを使用してください。ただし、じゃがいもは冷凍すると食感が変わってスカスカになりやすいため、冷凍保存にはあまり向いていません。できるだけ冷蔵のうちに美味しく食べ切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
ケンタロウさんのオリジナルレシピ「アンチョビきのこスープ」をご紹介しました。しめじとまいたけの豊かな風味、じゃがいものホクホク感、そしてアンチョビの奥深い塩気が一体となった、満足感の高い一品です。調理のポイントは、アンチョビときのこの旨味をしっかりと引き出してから水を加えること。
これにより、コンソメなどのスープの素を使わなくても、素材の持ち味だけで本格的な味わいが完成します。にんにくとオリーブオイルの香りが食欲を刺激し、日々の食卓を華やかに彩ってくれます。材料を切って炒めて煮るだけというシンプルな工程なので、料理初心者の方でも手軽に挑戦できるレシピです。
朝食からディナーまで幅広いシーンで活躍するスープですので、ぜひ今日の献立に取り入れて、身も心も温まる美味しさを味わってみてください。
