フランス家庭料理研究家の志麻さんが教えてくれる、本格的なタルト生地のレシピです。タルトは、フルーツやクリーム、チョコレートなど、様々なフィリングを乗せて楽しめる万能スイーツ。だからこそ、土台となるタルト生地の出来が、全体の味を大きく左右します。このレシピでは、基本の材料と丁寧な手順で、誰でも失敗なく、サクサクで風味豊かなタルト生地を作ることができます。お菓子作り初心者さんでも安心の詳しい解説付き。ぜひ、このタルト生地を使って、あなただけのオリジナルタルトを作ってみてください。焼き上がりの香ばしい香りが、幸せな時間をもたらしてくれるでしょう。休日の午後に、大切な人と一緒にタルト作りを楽しむのも素敵ですね。手作りの温かさが、より一層美味しさを引き立ててくれます。
【志麻さんのレシピ】 タルト生地(20センチ型1台分)の作り方
Course: デザートCuisine: フレンチ1
servings20
minutes30
minutes1000
kcal50
minutesフランス家庭料理研究家の志麻さんが教えてくれる、本格的なタルト生地のレシピです。タルトは、フルーツやクリーム、チョコレートなど、様々なフィリングを乗せて楽しめる万能スイーツ。だからこそ、土台となるタルト生地の出来が、全体の味を大きく左右します。
材料
小麦粉 250g
グラニュー糖 60g
バター 100g
卵 1個
作り方
- 小麦粉をはかりザルなどを使ってボウルにふるい入れる
- グラニュー糖をはかりボウルに加える
- バターを薄くスライスしてボウルに加える
- スライスしたバター全体に粉をまとわせる
- 手に粉をつけながらバターを小さくちぎっていく
- 指を使ってバターの大きい塊を潰す(割る)ようにし粉と合わせながらさらに小さくしていく
- 粉がしっとりしてきたら指先で小さくすり合わせていき、バターの塊がなくなり全体が黄色味を帯びてサラサラ・しっとりした状態になるまで「すり込む」「潰す」作業を繰り返す
- 生地の中心にくぼみを作りあらかじめ溶きほぐしておいた卵を入れる
- まず全体に卵を行き渡らせるように混ぜる
- 卵が行き渡ったら絶対に練らないように体重をかけ押し付ける(ムギュッとする)ようにして生地を固めていく(もし固まらない場合は少量の水を入れて調整する)
- 生地がぽろぽろとした状態であっても一つの塊になるまでまとめる
- 生地をラップで包み冷えやすく水分が行き渡りやすいように少し平らに広げる
- 冷蔵庫で最低30分(可能であれば1〜2時間から一晩)休ませる。
メモ
- 志麻さんのレシピ (タルト生地)
タルト記事を使った志麻さんのレシピ
▶︎【志麻さんのレシピ】 バナナのタルト・リュスティック(キャラメルソース添え)の作り方
▶︎【志麻さんのレシピ】 千年紅はるかのタルト(さつまいものタルト)の作り方
タルト生地を美味しく作る3つの極意
バターは徹底的に冷やす
タルト生地のサクサク感を出すためには、バターを冷たい状態のまま使うことが非常に重要です。バターが溶けてしまうと、グルテンが過剰に生成され、生地が硬くなってしまいます。冷蔵庫でしっかり冷やしたバターを使い、作業中も生地が温まらないように手早く進めましょう。バターの冷たさが、生地の層を作り出し、焼き上がりの軽やかな食感に繋がります。まるで空気を含んだかのような、極上のサクサク感を体験してください。
粉とバターを混ぜる際は、混ぜすぎない
小麦粉とバターを混ぜ合わせる際、混ぜすぎは禁物です。混ぜすぎるとグルテンが生成され、生地が硬く、伸びにくい状態になってしまいます。フードプロセッサーを使う場合は、パルス操作で断続的に混ぜるのがおすすめです。手作業の場合は、バターを細かく刻んで、粉と擦り合わせるように混ぜます。粉っぽさが少し残る程度で混ぜるのをやめ、その後の作業で均一になるように心がけましょう。この繊細な混ぜ加減が、タルト生地の口溶けを左右します。
生地は必ず冷蔵庫で休ませる
生地を休ませることで、グルテンが落ち着き、生地が扱いやすくなります。また、バターが冷え固まることで、焼き上がりのサクサク感を高める効果も期待できます。最低でも30分、できれば1時間以上冷蔵庫で休ませましょう。時間がない場合は、冷凍庫で短時間冷やすことも可能です。休ませることで、生地が均一になり、型抜きや成形がスムーズに行えます。焦らず、じっくりと生地を休ませる時間こそが、美味しいタルトへの近道なのです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このタルト生地で作ったタルトには、様々な飲み物が合います。フルーツタルトには、爽やかな酸味のある辛口の白ワイン、例えばロワールのソーヴィニヨン・ブランや、アルザスのリースリングなどがおすすめです。チョコレートタルトには、甘口のデザートワイン、ポートワインやソーテルヌなどがよく合います。また、コーヒーや紅茶とも相性抜群です。温かい飲み物とタルトの組み合わせは、心も体も温めてくれます。お好みの飲み物と一緒に、優雅なティータイムをお楽しみください。シャンパンと合わせれば、お祝いの席にもぴったりです。
保存テクニックと温め直し方
焼き上げたタルト生地は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、常温で保存可能です。湿気を避けるようにしてください。冷蔵庫で保存すると、生地が硬くなることがあるので、あまりおすすめできません。冷凍保存する場合は、生地をしっかりとラップで包み、フリーザーバッグに入れて保存します。解凍する際は、冷蔵庫でゆっくりと解凍してください。焼き直しをする場合は、オーブントースターなどで軽く温めると、サクサク感が戻ります。手作りのタルト生地は、市販のものとは違った美味しさがあります。ぜひ、大切に保存して、長く楽しんでください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
志麻さんレシピのタルト生地は、基本に忠実でありながら、誰でも美味しく作れるように工夫されています。材料はシンプルですが、それぞれの工程に美味しさの秘訣が隠されています。バターを冷たいまま使うこと、混ぜすぎないこと、そして生地をしっかりと休ませること。この3つのポイントを守ることで、プロのようなサクサクのタルト生地が完成します。このタルト生地があれば、色々なアレンジが可能です。フルーツをたっぷりのせて華やかなタルトにしたり、チョコレートやナッツを加えて濃厚な味わいにしたり。自分だけのオリジナルタルトを作ってみましょう。手作りのタルトは、特別な日のデザートにもぴったり。家族や友人を招いて、自慢のタルトを振る舞ってみてはいかがでしょうか。


