今回は、お菓子研究家、小笠原朋子さん直伝のシュークリームレシピをご紹介します。シュー生地のサクサク感と、とろけるカスタードクリーム、そしてふんわりホイップクリームのハーモニーがたまらない、本格的な味わいです。小笠原さんのレシピは、ご家庭でも手軽に作れるように工夫されているのが魅力。特別な道具や難しいテクニックは必要ありません。基本の材料と手順を守れば、誰でも失敗なく美味しいシュークリームを作ることができます。おやつにはもちろん、おもてなしやプレゼントにも喜ばれること間違いなし。ぜひ、小笠原さんの愛情がたっぷり詰まったシュークリーム作りに挑戦してみてください。きっと、あなたにとって特別な一品になるはずです。
【小笠原朋子さんのレシピ】シュークリームの作り方
Course: デザートCuisine: 洋食8
servings40
minutes20
minutes300
kcal60
minutes今回は、お菓子研究家、小笠原朋子さん直伝のシュークリームレシピをご紹介します。シュー生地のサクサク感と、とろけるカスタードクリーム、そしてふんわりホイップクリームのハーモニーがたまらない、本格的な味わいです。小笠原さんのレシピは、ご家庭でも手軽に作れるように工夫されているのが魅力。
材料
【シュー生地】
牛乳 40g
バター(食塩不使用) 20g
グラニュー糖 5g
塩 1つまみ
薄力粉 30g
溶き卵(L) 約1コ分(60g)
【カスタードクリーム】
牛乳 180g
バニラビーンズ 2~3cm(バニラエッセンス少々で代用してもよい。その場合は、作り方7でバターと一緒に加える。)
卵黄 3コ分(60g)
砂糖 40g
薄力粉 20g
バター(食塩不使用) 10g
【ホイップクリーム】
生クリーム(乳脂肪分35%以上) 120g
グラニュー糖 35g
バニラエッセンス 少々(あれば。)
粉砂糖(溶けないタイプ) 適量
サラダ油
作り方
- 小鍋に牛乳、バター、グラニュー糖、塩を入れて中火にかけ、沸騰させる。火を止めて薄力粉を加え、耐熱のゴムべらで混ぜ合わせる。全体がひとまとまりになったら再び中火にかけ、鍋底に薄い膜がはりつくようになるまで、よく混ぜて火を入れる。
- ボウルに移し、様子を見ながら溶き卵を少しずつ加え、そのつどよく混ぜ合わせる。ゴムべらで生地をすくってみる。生地がボウルに落ちたあと、ゴムべらに逆三角形の形で残るようになったら、溶き卵を加えるのをやめる。 ポイント 溶き卵を全量加えても、ゴムべらですくった生地がボテッと落ちるようだったら、様子を見ながら牛乳(分量外)を少しずつ加えて生地をゆるめる。 ※生地が柔らかくなりすぎた場合は、全体備考参照。
- 口径1〜2cmの丸形口金をつけた絞り袋に 2 を入れ、天板に間隔をあけて、直径4cmくらいに8コ分絞り出す。 ポイント 口金を天板に近づけて直角にかまえ、口金を動かさずに丸く絞り、最後に口金をねじるように回して生地を切る。
- 生地全体に霧吹きで水をかける。190℃のオーブンで18分間焼く。焼きむらがあれば、天板の奥と手前を入れかえて、さらに2分間焼く。焼き上がったら、取り出して網にのせて冷ます。 ポイント 水をかけて焼くと、生地がふっくらとふくらみやすくなる。霧吹きがなければ、指に水をつけて生地にやさしく塗りつけるとよい。
- ボウルに卵黄を入れ、砂糖、薄力粉を順に加え、そのつど泡立て器でよく混ぜ合わせる(卵液)。鍋に牛乳とバニラビーンズをさやごと入れて中火にかける。牛乳が沸騰したら、半量を卵液のボウルに加えてよく混ぜ合わせる。
- 残った牛乳の鍋に 5 を戻し入れて弱めの中火にかけ、泡立て器で混ぜる。
- 全体がモッタリとして鍋底が見えてきたら、耐熱のゴムべらにかえて混ぜる。全体がフツフツとして、つやが出てくるまで、焦がさないように絶えず混ぜながら、さらによく火を入れる。火を止めてバニラビーンズのさやを取り除き、バターを加えてよく混ぜ合わせ、手早くバットに広げ入れる。
- すぐに表面にラップをピッチリと貼りつける。氷水や保冷剤で急冷させ、冷めたら冷蔵庫に移す。
- ボウルに【ホイップクリーム】の材料を入れ、泡立て器またはハンドミキサーでツノが立つまで堅く泡立てる。
- シューの側面の中央より少し上から、やや斜めにナイフで切り込みを入れる。 8 をボウルに取り出してゴムべらでなめらかになるまで混ぜ、シューの下部にスプーンでたっぷりと入れる。きれいにした丸形口金をつけた絞り袋に 9 を入れ、【カスタードクリーム】の上にたっぷりと絞り入れる。シューの上部でふたをし、粉砂糖を茶こしでふる。 ポイント クリームが余ったら、パンやフルーツにかけて楽しみましょう。
メモ
- 小笠原朋子さんのレシピ (シュークリーム)
シュークリームを美味しく作る3つの極意
シュー生地のポイントは、薄力粉を加えた後の加熱
シュー生地を作る際、沸騰させた牛乳、バター、グラニュー糖、塩に薄力粉を加えて混ぜ合わせた後、再び中火で加熱することが重要です。この工程で、生地中の水分を飛ばし、糊化させることで、生地がしっかりと膨らむための土台を作ります。鍋底に薄い膜がはりつくまで混ぜることで、生地の水分量が適切になり、理想的なシュー生地に仕上がります。焦がさないように注意しながら、耐熱性のゴムベラで丁寧に混ぜ続けることが、成功への鍵となります。
卵の加え方が、シュー生地の出来を左右する
溶き卵を生地に加える際、少しずつ加えて混ぜ合わせることが非常に重要です。卵を一気に加えてしまうと、生地が分離したり、均一に混ざらなかったりする原因になります。ゴムベラで生地をすくった時に、生地がボウルに落ちた後、ゴムベラに逆三角形の形で残る状態が、卵を加えるのをやめる目安です。もし、溶き卵を全量加えても生地が固い場合は、牛乳を少量ずつ加えて調整します。生地の状態を注意深く観察しながら、理想的な柔らかさに近づけることが、ふっくらとしたシュー生地を作る秘訣です。
焼成時の霧吹きが、ふっくらシューの秘訣
シュー生地をオーブンで焼く前に、生地全体に霧吹きで水をかけることで、生地がふっくらと膨らみやすくなります。水蒸気が生地の表面を覆い、均一な加熱を促すため、内部の水分が蒸発して生地を膨張させる効果を高めます。霧吹きがない場合は、指に水をつけて生地に優しく塗りつけることでも代用可能です。190℃のオーブンで焼きむらを防ぐために、途中で天板の奥と手前を入れ替えるのもポイントです。焼き上がりの色と膨らみ具合をしっかりと確認し、理想的な焼き加減を目指しましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このシュークリームには、甘口のデザートワインがおすすめです。例えば、ソーテルヌのような貴腐ワインは、シュークリームの甘さと香ばしさを引き立て、至福のマリアージュを体験できます。また、シャンパンやスパークリングワインも、シュークリームの軽やかな食感と相性が良く、華やかな雰囲気を演出してくれます。もし、ワイン以外を選ぶなら、香り高い紅茶や、深煎りのコーヒーもおすすめです。それぞれの飲み物が、シュークリームの味わいをより一層豊かにしてくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
シュークリームは、冷蔵庫で保存するのが基本です。作った当日中に食べるのが一番美味しいですが、翌日まで保存する場合は、乾燥を防ぐために、密閉容器に入れるか、ラップでしっかりと包んでください。シュー生地が湿気ってしまうのを防ぐために、クリームとシュー生地を別々に保存し、食べる直前にクリームを詰めるのもおすすめです。冷凍保存も可能ですが、解凍するとシュー生地のサクサク感が損なわれる可能性があります。冷凍する場合は、クリームを詰める前のシュー生地のみを保存し、自然解凍してからオーブンで軽く焼き直すと、美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
小笠原朋子さんによるシュークリームのレシピは、基本に忠実でありながら、家庭でも手軽に作れるように工夫されています。シュー生地の材料の配合や、卵の加え方、焼成時の霧吹きなど、各工程に成功の秘訣が隠されています。カスタードクリームは、バニラビーンズの豊かな香りと、バターのコクが特徴。ホイップクリームは、グラニュー糖とバニラエッセンスで風味豊かに仕上げます。シュー生地に切り込みを入れ、カスタードクリームとホイップクリームをたっぷりと詰めれば、至福の味わいが完成します。おやつやティータイムにはもちろん、おもてなしやプレゼントにも最適な一品。ぜひ、小笠原さんのレシピで、本格的なシュークリーム作りに挑戦してみてください。
